髑髏、頭蓋骨、スカル!!! 尼崎の『シャレコーベミュージアム』に村田らむが潜入
髑髏、頭蓋骨、スカル!!! 尼崎の『シャレコーベミュージアム』に村田らむが潜入!本物の頭蓋杯も…
一つ一つは珍しいものではないけれど、こんなにおびただしい数をいっぺんに見る機会はないから楽しい。
昨今は日本でも定着した、ハロウィンの電動スカル人形もたくさん並んでいた。ハロウィンの時期には、イベントもあるようだ。
そして奥の部屋。外から見たら、骸骨の鼻があった場所だ。そこには民族的な雰囲気が漂う、大きい骸骨グッズがたくさん置いてあった。
大量のスカルグッズを目にして思うのは、頭蓋骨って実は全然怖くないということだ。マークとしてキャッチーだし、カッコイイとも思うけど、でも怖くはない。
『狂骨の夢』(京極夏彦著、講談社文庫)にも、「骸骨系統の妖怪は本来煩悩から解き放たれて陽気にはしゃぐような一面がある」と書かれていた。
肉と一緒に、色々綺麗に流れ落ちてしまって洒脱の極みになっているというのもあるし、骸骨の表情(というのも変だが)がなんだか陽気に笑っているように見えるのも理由の一つかもしれない。
骸骨が活躍する映画と言えば『アルゴ探検隊の大冒険』(レイ・ハリーハウゼン)や『キャプテン・スーパーマーケット』(サム・ライミ)などを思い出すが、どちらも骸骨たちはわちゃわちゃと大量に出てくるコメディーリリーフ的なキャラだ。
なんて考えながら、最上階の3階にたどり着いた。
1〜2階に比べてアカデミックな雰囲気だ。
なんと言っても、本物の頭蓋骨も展示してある。にわかに、トカナ&ムー感あふれてきた。
1500年前のペルーの変形頭蓋骨がまず目に入った。成長期に頭を縛って後頭部の長い頭蓋骨にわざと変形させたものだ。想像以上に変形している。纏足を頭でやっているようなもんだ。頭を引き伸ばされたペルー人も、1500年後に日本の尼崎で展示されることになるとは思ってもいなかっただろう。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊髑髏、頭蓋骨、スカル!!! 尼崎の『シャレコーベミュージアム』に村田らむが潜入!本物の頭蓋杯も…のページです。兵庫県、頭蓋骨、村田らむ、尼崎、シャレコーベミュージアム、スカルなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで