「想像しうる最悪の死」を遂げた男が悲惨すぎる! レスキュー隊も救助断念、遺体は永久に… 壮絶なる最期
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人の死に方は千差万別だが、アメリカに「想像しうる最悪の死に方」をした人物がいると英紙「Daily Star」(11月1日付)が報じている。
2009年、当時26歳だった医学生のジョン・エドワーズ・ジョーンズは、感謝祭の休みにユタ州の実家を訪ねた折、家族や友人らと一緒に、洞窟探検で有名なナティ・パティ洞窟を訪れた。
洞窟探検を趣味としていたジョンは、そこで「バース・カナル(産道)」として知られる最も細い経路に挑戦した。ジョンはかつてこの経路を踏破したことがあり、2度目も成功すると信じていたようだ。しかし、以前はまだ体が小さい子供だったからこそ成功したのだった。今やジョンは180cmを超える大男である。この誤算が彼の命を奪うことになった。
ジョンは尻、腹、指を巧みに動かし、細い洞窟を進んでいった。しかし数分もしないうちに、体が洞窟にはさまって動けなくなったことに気付いたという。Uターンするスペースも、後ろに下がる余裕もない状況の中、彼には前に進むしか選択肢が残されていなかった。
肺から息を吐き出し、体を薄くしたジョンは、幅25cm、高さ45cmしかない「L字ポイント」に挑んだ。しかし、息を吸い込み胸が膨らんだことで、完全に洞窟にはさまってしまったという。
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兄ジョシュはジョンのふくらはぎを掴み、引っ張り上げようとしたが、ビクともしなかった。むしろ状況はさらに悪化し、ジョンはさらに深く穴に入り込んでしまった。さらに、腕が胸の下にはさまり、完全に身動きが取れない状態になったという。
レスキュー隊が駆け付けた後も困難は続いた。当時救助にあたったショーン・ラウンディが、その時の様子を語っている。
「ジョンは洞窟の中で最悪の場所にはさまっていました。そこは非常に狭く、やっかいな場所です。そこまでレスキュー隊員を下ろすことも困難でしたが、なんとか彼の近くまで行くことができ、彼の手を掴むことにも成功しました」
レスキュー隊は滑車を使いロープで引き上げる作戦を実行した。その時点でジョンは8時間以上、逆さまの状態にされていたものの、まだ体力に余裕があり、レスキュー隊がジョンに接近した際には点滴や飲食物を渡し、ジョンの妻と通話させることもできたという。
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