「想像しうる最悪の死」を遂げた男が悲惨すぎる! レスキュー隊も救助断念、遺体は永久に… 壮絶なる最期
皆が安堵し、救助の成功を確信し始めた。しかし、ここで最悪の事態が発生する。滑車に不具合があり、ジョンの体が元の位置まで落ちてしまったのだ。救助活動は最初からやり直しとなった。
「ジョンの上半身には強い圧力がかかっていましたが、このような状況でも彼は粘り強く、気持ちも落ち込んでいませんでした」(スペンサー・キャノン巡査長)
レスキュー隊は別の方法も模索し、ジョンの周囲の岩を削る作戦にも出た。しかし、事故から24時間経過し、逆さ吊りのジョンの体力に限界が迫っていた。呼吸することが難しくなり、数時間苦しんだ後、ジョンは息を引き取ったという。
救助作業は遺体回収作業に変更になったが、これまで出すことができなかった体を取り出すことは成功の見込みが薄い上、隊員の身にも危険に晒されることから、ジョンの遺体はそのまま放置されることが決定された。事故から一週間後、ナティ・パティ洞窟にはコンクリートが流し込まれ、ジョンの遺体は永遠に閉じ込められた。
洞窟にはさまって身動きが取れないことはもちろん恐怖だが、レスキュー隊でさえ容易に手足が出せない絶望的な状況だと悟った瞬間が彼にとって最も恐ろしかったのではないだろうか。このような状況に陥ることは滅多にないことだと思うが、恐ろしく、また、苦しい死を避けるためにも、冒険もほどほどにしておきたい。
参考:「Daily Star」、ほか
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