「うー」「あ~」求愛は赤ちゃん言葉が盛り上がる!? 西日本の奇習「喃語(なんご)プレイ」の実態
2020.11.22 18:00
「もともとはね、大昔、生まれつき言葉が話せないけど器量よしの娘と、村一番の力持ちだけども耳の聞こえない男がいてね、その2人が惹かれあって、一生懸命になってお互いの想いを伝えあった結果、めでたく結ばれて幸せに暮らしたという話があってね。そこからみんなその2人にあやかって幸せになろうと、わざとそういう方法をとるようになったっていう話だよ」
もともとはそうした過去の逸話にあやかる形で行われるようになったという、当地の一風変わった男女のコミュニケーション。現在ではこうした背景を知る者は勿論のこと、習慣そのものも行う者もほとんどいないというが、いずれにしかり、奇習と呼ばれる習慣や風習というものの多くは、往々にして、こうした故事にちなむ形で生まれ、後世まで伝えられるものなのかもしれない。
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