西日本の奇習「喃語(なんご)プレイ」の実態
「うー」「あ~」求愛は赤ちゃん言葉が盛り上がる!? 西日本の奇習「喃語(なんご)プレイ」の実態
【日本奇習紀行シリーズ 西日本】

赤ちゃんが産まれてしばらくすると発する「喃語」と呼ばれる声。昔はその独特な雰囲気になぞらえる形で、秘め事の際などに囁きあう男女の声を「喃語」と表現したものだが、そうした「喃語」を用いた風習が、かつて日本のとある地域に存在したという。
「まぁ、たしかに赤ん坊の言葉に似てるわな(笑)」
かつて西日本のとある地域で行われていたという、“一風変わった男女のコミュニケーション”についてそう語りはじめたのは、当地で生まれ育ち、現在も半農・半隠居生活を送っている菅沼七郎(仮名・80)。菅沼さんの話によれば、その昔、男女がお互いに求愛する際には、「喃語」に近い言葉を発する形で、アプローチを行っていたのだという。
「“好き”だの“愛してる”だのっていう、意味のある言葉を言っちゃいけない決まりでね。だからみんな“あー”とか“うー”とか言いながら、あとは身振り手振りで伝えるのよ」
通常ならば、意中の異性に対して、自らの好意を言葉の限り尽くして伝えようとするもの。しかし当地においてはそれが固く禁じられ、なぜか身振り手振りと「喃語」のような意味を持たない声だけを使って伝えられていたという。無論、それ自体は多くの人々が不便に感じられることだろうが、当地の人々は頑なにこのルールを守って悪戦苦闘していたのだそうだ。
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