「ニビルの核攻撃作戦」フランスが実行目前? 侵入者“二ビル”を粉砕するためマクロンが裏で奔走中!?
しかしこの作戦はフランス単独では効果がないという。フランスが一斉発射できる核弾頭ではニビルを粉砕するまでの攻撃力を確保できないのである。そこでロシアに次ぐ世界第2の核保有国であるアメリカに協力を仰いでいるのだ。
現在のフランスは陸上発射型の核ミサイル施設を所有しておらず、潜水艦発射のM51弾道ミサイルに依存している。このミサイルの射程は6000マイルで、最大10基の110キロトンの核弾頭を搭載可能だ。フランスには290の核弾頭、つまり3万1900キロトンを保有しており、ルガル氏がニビルを破壊すると考えているレベルよりはるかに少ない。
さらに、フランスが保有する核ミサイルが発射できるル・トリオンファン級原子力潜水艦は4隻のみである。それぞれ16本の垂直発射管があるものの、4隻で同時にニビルへ向けて一斉発射したとしてもその火力は7040キロトンにとどまる。これは「BB弾でゾウを撃つ」ようなものであるとルガル氏は解説している。したがってアメリカの協力なしにはニビルの核攻撃作戦は実現し得ないというのである。
■「協力がなくともフランスは単独で行動する」
このルガル氏の文書をレビューしたドローゲマイアー氏は必ずしも軍事について明るい人物ではなかったものの、詳しく精査してみると、たとえ1万の核弾頭を使っても惑星ニビルを粉砕することはできないという結論に至ったという。ルガル氏の計画を実現化するにはアメリカのみならず世界中の核保有国の綿密な連携が必要なのである。
つまりルガル氏のニビル核攻撃作戦は、作戦というよりも米大統領への協力の懇願であるとも言える。
「トランプ大統領、あなた自身の利己的な欲求よりも人類を大切にしてください。未来は私たちの集合的な手にかかっています。機会に立ち上がる原理原則の人、良心の人であってください。世界はあなたがそうすることができることを知っています。(中略)私たちはニビルを破壊しなければなりません」(文書より)
しかし仮にもマクロン大統領の署名入りの文書である。懇願するばかりでは終わらない。
「協力がなくとも、救われるわずかなチャンスを求めてフランスは単独で行動するでしょう。何もしないよりはましです」(文書より)
この文書にトランプ大統領がどう対応するのかはまだわかっていない。しかも任期はあと数日だ。
ともあれ科学者の圧倒的多数は、どんなサイズであれ宇宙の岩石を核攻撃することを良くは思っていない。ICBMが惑星や小惑星に着弾して粉砕したとしても、いくつかの大きな破片は必然的に大気圏突入に耐え、地表に落下して激突し、ニビルが単独で墜落したよりも広範囲にわたって大きな被害をもたらす可能性もあるということだ。
各国のリーダーが切迫した危機感を持って対処しようとしている謎の惑星・ニビルの地球最接近について、我々にも心の準備が求められているのかもしれない。
参考:「Real Raw News」ほか
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