1月27日、2月4日前後にM6以上の大地震発生か!? 地球の自転速度と地震の深い関係を「電気的宇宙論」の専門家が解説!
火山をつなぐように地下50kmから下にマグマの層が分布しているのだ。これは太平洋火山帯の地下にマグマが帯のように分布していることを意味している。太平洋火山帯はちょうど地球を1周するように取り巻いている。じつはマグマは電流をよく流す導体で、マグマには高圧電流が流れている。太平洋火山帯は地球にまかれたコイルと言える。このコイルに流れる電流と地球磁場が働くと、ファラデーモーターとなって地球を回転させているのだ。
マグマに電流が流れているなんて信じられないと思うかもしれない。ところが火山が噴火するとき、火山雷という放電現象が起きることが知られている。現状の科学では火山雷は噴火したときに粉塵が静電気を起こして放電すると説明されるが、火山雷の動画をよく観察するとマグマが噴火した瞬間に放電が起きていることがわかる。粉塵がこすれ合って電気がたまる暇はないのだ。地下のマグマには高圧電流が流れているため、地表に吹き出た瞬間に放電が起きる、これが火山雷だ。
太平洋火山帯のマグマの帯をコアにしたファラデーモーターが自転の原動力だという証拠はほかにもある。
マリアナ海溝、日本海溝などの地形は図のように自転方向に湾曲しているが、これは地下のマグマがファラデーモーターのコアになっていて自転方向に引っ張られているために生じた地形なのだ。
さて、ようやくここまできて地球の自転速度がなぜ速くなっているかを説明することができる。つまり、マグマに流れる電流が増えているから自転速度が速くなっているのだ。電流はどこから来るかといえば、マントルだ。マントルには膨大な量のカンラン石とメタンが存在する。マントル上部では次の反応が起きているはずだ。
2SiO4 + CH4 -> 2SiO2 + CO2 + 2H2O + 2e(-)
カンラン石SiO4にメタンCH4が反応すると花崗岩や玄武岩の主成分SiO2に変化する。このとき二酸化炭素と水、電子(e)が発生する。二酸化炭素は大気の元になり、水は海洋を作る。カンラン石からSiO2に変化するとき体積が膨張するが、これが地球膨張の原因となる。地球膨張については別の機会に触れたい。電子は地上に向かうがその多くがマグマに流れていき、地球を自転させる電流源となる。
ところで、地震は主に太平洋火山帯に沿った地域で頻繁に起きている。私は過去にトカナで発表した記事でも地震は電流によって発生すると主張してきた。マグマの周囲には電流が漏れている。岩石に溜まった電気はやがて放電を起こす。放電すると岩石に逆圧電効果が起こり、岩石は大きく変形する。これが地震の仕組みだった。
電流はマグマから来ているが、放電することで電流が消費される。つまり地震はマグマに流れる電流を調節する役目を持つのだ。自転速度が速くなっている現在、マグマに流れる電流が増えているが、これはつまり、大地震の可能性が以前より高くなっていると考えることができる。
地震は地球の自転速度を一定にする効果を持つが、地震には自転速度を速くする場合と遅くする場合があることがわかってきた。いずれにしろ、自転速度の変わり目には、大地震が起こることが多い。M6以上の地震の多くが自転速度の変化と同調して起こっている。次の自転速度の変わり目は1月27日ごろ、その次は2月4日ごろだ。この前後に大地震が起こる可能性が高い。
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2024.10.02 20:00心霊1月27日、2月4日前後にM6以上の大地震発生か!? 地球の自転速度と地震の深い関係を「電気的宇宙論」の専門家が解説!のページです。自転、地震、環太平洋火山帯、電気的地球科学、ファラデーモーターなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで