やはり異臭は地震の前触れか!? 神奈川の異臭は太陽活動低下による宇宙線増加が原因?

―― 電気的宇宙科学の専門家、平清水九十九が神奈川異臭騒ぎの真相を解説!

画像は「気象庁」より

 今年6月頃から始まった神奈川県の異臭騒ぎは、28日に震度3の地震が起きたことでいよいよ大地震の前触れではないかと見られるようになった。しかし、冷静に考えれば、関東平野は天然ガスが地下に大量にあるし、石油の埋蔵の可能性、石油になる前の炭化水素を含む地層が分布する地域でもある。新潟や山形の日本海沿いでは、田んぼの中から石油が染み出している場所もあって、そこでは「石油臭い」ニオイは常日頃から嗅ぐことができる。筆者の住む秋田と山形の県境付近の山間部では、第二次大戦中に使っていた石油井戸から原油があふれ出して騒動になったこともある。日本は実は天然ガス、石油に恵まれた地域なのだ。

 異臭騒ぎのあった横須賀市から三浦市にかけては、天然ガス、炭化水素が埋蔵されている可能性が高い地域だ。炭化水素は天然ガス、石油になる前の化合物なので、今回の異臭と似た臭いがすると考えられる。

 問題は、この異臭と地震、天変地異との関係だ。そもそも、なぜ関東平野にはこれだけの天然ガスが埋蔵されているのだろうか? 電気的地球科学からその謎を解説していこう。

 まず、地球と炭化水素の関係から見ていく。じつはマントルには大量のメタンをはじめとした炭化水素が存在するという研究があり(名古屋大学院環境学研究科地球環境科学専攻准教授、三村耕一氏のホームページ)、また、ロシアでは石油の無機起源説が有力で、石油はマントルから無尽蔵に湧いてくると考えられている。実際に中国は石油無機起源説に基づいて、モンゴル奥地で8000mを超える大深度掘削を行って石油を掘り当てているそうだ。石油はマントルから湧き出てくるので、深く掘れば、至る所で石油が出るという論法であるが、どうやら地球内部には石油、天然ガスの元が大量に眠っているようなのだ。

画像は「地質調査総合センター」より

 では、なぜ地球内部に炭化水素が大量に存在するのだろうか? これは地球の起源にかかわってくる問題だ。太陽系で最も量の多い元素は水素である。もちろん太陽にも大量にあるが、土星、木星にも存在する。水素の次はヘリウム、リチウム、ベリリウムと続く。有機物に必要な炭素、酸素も多いほうに数えられる。土星、木星の大気はメタンが多く占めている。じつは地球内部の炭化水素は土星の大気に由来する。驚くかもしれないが、「地球は土星内部で生まれた」のである。 

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