やはり異臭は地震の前触れか!? 神奈川の異臭は太陽活動低下による宇宙線増加が原因?
さて、長くなったがようやく異臭の原因にたどり着いた。現在太陽はサイクル24から25への転換期にあたり、太陽活動の谷間になっている。太陽活動が低下すると太陽系を覆っている磁場が弱くなるため、銀河由来の宇宙線が増加する。銀河宇宙線は非常にエネルギーが高いため、大気に衝突して生まれるミュー粒子、ニュートリノもエネルギーが高くなる。ミュー粒子は地下100キロ以上に到達できるし、ニュートリノは地球を透過する。地球内部では核変換、相転移などの反応が増えるのだ。宇宙線が直接大地震に結び付くというデータはないが、発生した地震エネルギーの総量を比較すると宇宙線の増大と関連があるという研究もある。
【結論】
今回の異臭と地震を結び付けるのは、宇宙線だ。電気的地球科学では地震は地殻内部での放電現象と考えている。地震もマントルで発生している電子の作用によるものだ。ミュー粒子は地下深くまで浸透して、岩石に蓄えられた電子を放電させるトリガーになっていると予想できる。太陽活動の谷間にある状態の太陽系では銀河由来の高エネルギー宇宙線が増えている。異臭は炭化水素が変化して、地表に漏れているために起こるのだ。6月頃に最初の異臭があったのは、地球が太陽から離れる遠日点が7月にあったからだと考えられる。この時期は太陽の活動サイクルが切り替わるタイミングでもあったため、太陽磁場の影響は弱くなり、地球へ到達する銀河宇宙線が増えたのだろう。
エネルギーの高い銀河宇宙線は大気に衝突するとシャワーのように大量の二次宇宙線を発生させ、ニュートリノ、ミュー粒子が増加、地球内部に浸透したニュートリノは、マントルでの相転移を加速させ大量の電子を発生させたため、地球内部での膨張作用が活発化したと考えられる。私たちはひょんなことから宇宙規模の変化を異臭として感じ取っていた可能性がある。膨張作用は地震の原因となる電子も大量に放出しているため、太陽フレアなどの影響で岩石に溜まった電子がいつ大地震を引き起こしても不思議じゃない状態にあると言えるだろう。異臭が地震の前触れというのもあながち間違いではないかもしれない。
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2024.10.02 20:00心霊やはり異臭は地震の前触れか!? 神奈川の異臭は太陽活動低下による宇宙線増加が原因?のページです。神奈川、地震、平清水九十九、異臭、電気的地球科学などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで