【インタビュー】トランプの影響力は衰えない! 弾劾裁判とバイデン政権の憂鬱!2024年再出馬&NY知事選挙にトランプJr.!大量に公開された機密情報の行方は?ケロッピー前田が徹底解説!

ケロッピーTIMEの記事が話題になっている。民主主義を守るためにトランプ再選を阻み、民主党や左翼メディア、ビッグテック、労働組合などが影のキャンペーンで協力したという。それって、ディープステートあるいは反トランプ勢力のことじゃんって、逆ブーメランになっているという。また、バイデン政権に代わって、CNNは視聴率を大幅に失い、VOXも痛手を被っているんだよ」

――トランプ陣営に新しいソーシャルネットワークサービス、あるいはテレビメディアなどを始めて欲しいですよ。

ケロッピー「そうだね。改めて、アメリカ大統領選挙について振り返るなら、不正選挙についての裁判は今もまだ続いている。大統領補佐官ピーター・ナバロが不正選挙について詳しく記したナバロ・レポートは第3弾まで公開されているし、国家情報長官ジョン・ラトクリフによる不正選挙に中国共産党などの海外勢力が関与したという報告書も出された。それらは政府関係者による公式の資料であって、ひとつの証拠でもあるよね。いまのところ、正当な評価や役目を果たせていないようだけど」

――ジョン・ラトクリフさんは、中国共産党が人体改造兵を作っていることについても言及していて、TOCANA的にも注目してました!

ケロッピー「もうひとつ、通販サイト大手オーバーストック創始者パトリック・バーンの回顧録がネットで公開されているんだ。彼は、民間人の立場で2020年アメリカ大統領選挙を独自に調査するチームを率いていた。それも、何人ものホワイトハッカーを抱えていて、2018年の中間選挙の際にすでにドミニオン集計機などを海外勢力がハッキングして不正選挙が行われることを予想していたというんだ」

――それ、興味深いですね!

ケロッピー「バーンの回顧録は、序文に続いて、今のところ、第6章まで公開されている。まず最初に、昨年8月1日、彼の友人が飛行機事故で亡くなるんだけど、その友人がもともと民間調査チームを準備していて、バーンはそれを引き継ぐことになったわけ。11月3日の大統領選挙では予想通り、ドミニオン集計機に対するハッキングが行われるわけだけど。ここでのポイントは、バーンの証言によれば、ドミニオンに関する不正選挙についての情報をトランプ弁護団に提供したこと、12月18日にバーンとマイケル・フリン将軍、シドニー・パウエル弁護士らがアポなしでホワイトハウスにトランプを訪ねていたこと、そして、そのときに彼らがトランプに提案した秘策が実行されていれば、勝てたのではないかということなんだ」

――ええっ、その秘策って何ですか?

ケロッピー「シドニー・パウエルを特別検査官に任命し、外国が選挙に干渉したことを理由に大統領令を発令し、問題のある6つの州の6つの郡について、連邦軍による監視のもとで再集計をするというものだったんだ。1月11日にも、バーンは同様の内容のメッセージをネット投稿してトランプやその関係者に働きかけていた。結局、12月18日の面会のとき、トランプはその場でバウエルを特別検査官に任命するんだけど、その後の手続きは進まなかった。バーンによれば、トランプの側近たちは結局、何もしないで選挙の結果を受け入れることをトランプに間接的に迫っていたというんだ」

――中国共産党の脅威を封じ込めるという意味でもトランプさんに勝って欲しかったですよね。

ケロッピー「バーンは、トランプに尊敬と親しみを込めて、エリートたちが庶民の味方となる余裕がなくなった時代に、トランプはエリートたちに立ち向かう稀有な存在として大きな支持を得たと書いているね」

――トランプさん、任期ギリギリまで大統領令や機密解除を続けてました。

ケロッピー「そうそう。ロシアゲート(オバマゲート)から、インド太平洋戦略、UFO情報についても180日間以内に議会提出を要求している同じタイミングでたくさんの恩赦を与えていたよね。匿名リークサイトのウィキリークス主宰のジュリアン・アサンジも恩赦されるんじゃないかという期待があったけど、それは叶わなかったね」

――数々の機密情報もこの先徐々に効いてくるんですかね。

ケロッピー「そうだろうね。今回のアメリカ大統領選挙は南北戦争にも例えられるほどだったから、これからまだいろんな事実が暴かれることになるでしょう。まだまだ、トランプの戦いは終わってはいない」

(つづく)


文=ケロッピー前田

1965年、東京都生まれ。千葉大学工学部卒、白夜書房(のちにコアマガジン)を経てフリーに。世界のカウンターカルチャーを現場レポート、若者向けカルチャー誌『BURST』(白夜書房/コアマガジン)などで活躍し、海外の身体改造の最前線を日本に紹介してきた。その活動は地上波の人気テレビ番組でも取り上げられ話題となる。著書に『クレイジートリップ』(三才ブックス)、『クレイジーカルチャー紀行』(KADOKAWA)、責任編集『バースト・ジェネレーション』(東京キララ社)など。新刊本『縄文時代にタトゥーはあったのか』(国書刊行会)絶賛発売中!

公式twitter:@keroppymaeda

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