速読を利用して早稲田大学に合格、超能力も習得!? 速読歴25年、日本一の速読マニア・ルサンチマン浅川インタビュー
——本を読んだ人からの反応はありましたか?
浅川:「読みやすかった」とか「速読に興味がなくても面白く読めた」というのは聞きました。僕としてはもっと速読についてマニアックなこともいろいろ書きたかったんですけど、やっぱり最初の本なので万人向けの内容にしました。だからそういう感想を頂けたのは嬉しかったです。
——数ある速読本の中でも、こうやって速読のやり方だけではなく、速読の歴史や速読業界についても書かれている本って珍しいんじゃないでしょうか。
浅川:確かにちょっと珍しいかもしれないですね。速読業界の裏話とかも書いているので、そこは見どころだと思います。
——速読をできる人はいると思うんですが、速読自体に詳しい「速読マニア」というのは浅川さん以外にも存在するんですか?
浅川:いや、これがよくわからないんです。僕の周りにはいないんですよ。もしこの記事を読んだ人の中に速読マニアの方がいたら、ちょっと会ってお話ししてみたいですね。
——速読のメリットについて聞きたいのですが、受験勉強などには役立ちそうですね。
浅川:そうですね、それが一番わかりやすいと思います。
——浅川さんも速読を受験勉強に活用して、早稲田大学に合格されたんですよね。
浅川:やっぱり文系科目は繰り返しが大事じゃないですか。社会は特にそうです。教科書や用語集を速読で何回も読んだら自然に覚えますからね。現代文でも速読は役立ちます。
——日本史や世界史のような暗記科目で速読が役立つのはわかるんですけど、現代文でも使えるというのは意外な感じがしたんですよね。
浅川:いや、現代文は一番役に立ちますよ。問題文をバーッと読んで、意味をつかむのも早くなるし。ほかの人がどういう読み方で現代文の問題を解いているのかわからないですけど、結局あれって問題で聞かれていることを文章の中から探す能力だと思うんです。
そこでいちいち頭の中で音読して読み返していたら時間がかかるじゃないですか。速読だったらすぐ見つかるし、問題を解くのも早いです。
——ほかの科目はどうですか?
浅川:英語は速読できるようになるまでには時間がかかりますけど、できるようになったら強いと思います。
——やっぱり英語の文章も多少は速く読めるようになるんでしょうか。
浅川:なります。ただ、日本語ってすごく速読しやすい言語だと言われているんですよ。なんでかというと、平仮名、片仮名、漢字の3種類の文字が使われているから、漢字だけ追っていっても何となく意味がつかめるじゃないですか。英語は26文字のアルファベットだけなので、日本語よりは速読がしづらいんです。
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2024.10.02 20:00心霊速読を利用して早稲田大学に合格、超能力も習得!? 速読歴25年、日本一の速読マニア・ルサンチマン浅川インタビューのページです。芸人、ルサンチマン浅川、速読、誰でも速読ができるようになる本などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで