速読のやりすぎで「何も話せなくなった男」が“速読とオカルトと覚醒”について解説!
——気功の一種だと思うんですが、それをやることで「気」を実感できるくらいまでは行ったんでしょうか?
浅川:結構行っていましたよ。チャクラを覚醒するみたいなのがあるじゃないですか。あれも結構調べて、気が体の上の方に昇ってくるのがわかるくらいまでは行きました。おでこのところに一番強いチャクラがあるらしくて、そこまで行けたらたぶんまた別の能力が覚醒したと思うんですけど。
——じゃあ、いくつかあるチャクラのうち何個かは開いたんですね。
浅川:何個かは開きましたね。あれって尾てい骨のところから始まって、そこからバーンと上に上げていくんです。
——魔術ではどんなことをやっていたんですか?
浅川:魔術ではカバラを勉強したりしていましたね。『高等魔術実践マニュアル』という本は好きでしたし、「黄金の夜明け」シリーズ、『アブラメリンの魔術』や『魔導書ソロモン王の鍵』も買っていました。今はもう怖くなってほとんど処分しちゃいましたけど。それくらい好きだったんです。
——ヨガもやっていたとか。
浅川:ヨガもハマりましたね。健康法としてもいいですからね。ヨガと仙道ってちょっと似たようなところがあるんですよ。ツボの位置もチャクラの位置と同じだし、「気」も「プラーナ」という言葉で言い換えられたり。藤本憲幸というヨガの大家の人は「人間は500歳、1000歳まで生きられる」っていう本を出していましたけど、その人自身は69歳で亡くなってしまったんです。
——平均寿命より短いですね……。
浅川:あれは何だったんだろうと思いましたけど。藤本憲幸さんの本も好きでしたね。
——じゃあ、オカルト的なものは一通りやっている感じなんですかね。
浅川:ただ、UFOとか霊とかにはそんなに行かなかったんですよね。あくまで自分の能力を高める系のオカルトが好きだったので。
——浅川さんが大学生の頃って、オウム事件があった直後で、オカルトが一番怪しいと言われていた時期ですよね。
浅川:そうなんですよ。一番ヤバいと思われていた時期ですね。
——親に心配されたりしませんでしたか?
浅川:怪しい本もいっぱい持ってたから、見られたらちょっとヤバかったですね。本当にヤバい本とかいっぱい置いていたから。(本棚からボロボロの本を取り出して)例えば、この『ニルヴァーナのプロセスとテクニック』っていう本を大学生のときに買って、こんなふうになるくらい読み込んでいたんですけど。これはオウム真理教のタネ本になったと言われている本ですからね。
——苫米地英人さんにも結構ハマっているそうですね。
浅川:苫米地さんも処女作の『洗脳原論』からずっと追いかけています。僕がオカルトを脱するきっかけになったのも、苫米地さんの『洗脳護身術 日常からの覚醒、二十一世紀のサトリ修業と自己解放』という本なんです。その本では、オウムはなぜ流行ったのか、オカルトやスピリチュアリズムがいかに間違っているのか、ということが書かれていたんです。おかげで今は本当にオカルトには一切ハマっていないんですよ。ただ、別にオカルト自体は否定していないですし、面白いものはいいと思いますけど、僕自身はもう完全に抜けちゃいましたね。
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