人権の女神スーチーの本当は恐ろしい裏の顔! MI6、ソロス、陸軍中野学校、大量の愛人……ジェームズ斉藤が徹底解説!
ジェームズ ちなみにミャンマー軍事政権の資金源ですが、黄金の三角地帯と呼ばれる東南アジアの麻薬ネットワークです。これは元々大英帝国が清王朝時代の中国にアヘンを売りつけるために開拓したものです。当然、日本軍もこれを利用し、アウンサン将軍率いるビルマ独立運動に利用し、独立後はそのままミャンマー国軍の貴重な収入源になっています。ミャンマー軍事政権が親日である特別な事情は実はこういった背景もあるのです(笑)。
──清濁合わせた形でも日本とミャンマーの関係は深いんですね。
ジェームズ 当時の日本は満州国でアヘン売買もやっていましたので。しかも、それをやっていたのは鈴木大佐ご本人です(笑)。上海でアヘンの密売をやっていたんですが、軍中央からお咎めを喰らい、昇進が遅れエリートコースから外れたので、ビルマという辺境で謀略任務という汚れ仕事をする羽目になりました。ただし、イギリスに勝つにはアヘンが必要でしたし、そもそもアヘンをアジアに拡大させたのはイギリスですからね。特にミャンマーで採れるのは質がいいらしいんですよ(笑)。私は、鈴木大佐はあくまで任務を遂行しただけと理解しています。やはりビルマ独立は彼抜きに語れないので、再評価されるべきだと思います。ビルマの独立については欧米側の見方をすぐにされがちですが、植民地主義というグローバリズムの極みを粉砕した点でビルマ独立は正しく、そして麻薬ネットワークは必要不可欠だったわけです。ということで、スーチーさんと軍事政権、どちらが正しいのか、という話では最初からないんです。
──だいたい背景がわかりました。ちなみにスーチーさんですが、政権を奪取してのち、この世の春を10年ぐらい続けていたわけですよね。一体、どんなことをしていたんですか?
ジェームズ 二階幹事長みたいものですよ。あれだけ民主化とか叫んでいたくせにロヒンギャを見捨てたり、あとは中国の一帯一路フォーラムに出席して中国の巨額の経済協力に同意してミャンマーが完全に中国の属国になるような道を作っていました。マンダレイというミャンマー第3の美しい都市があるんですけど、いまや、そこは中国人だらけになってるんです。そういった中国の属国化をスーチーさんは進めました。二階さんがやってることをもっと深刻なレベルで行ったのが彼女です。二階さんは日本の老害の象徴たるものなので、世界からの評価は悪いですが、スーチーさんとなるとグローバリストのアイドルで、批判すら許さぬ状況なのが問題です。
実際、彼女が政権を取っている間もミャンマーの国民所得は上がっていません。スーチーさんのような一部の勢力の懐が潤っただけです。ですから汚職体質は軍事政権となにも変わりません。ミャンマー問題の本質は、「グローバリストの属国となるか、独立するか」の二者択一で、今回の軍事クーデターで軍事政権が独立を選んだわけです。
こういったミャンマーの歴史を顧みることなく、グローバリストの手先のスーチーさんを神格化する日本のマスコミは本当にメディアとして機能を失っているということです。まあ、日本のマスコミは基本的に極左でグローバリスト追従なので、期待する方が間違っています。今のミャンマーが日本に突きつけている問いは、まさに「中野精神を忘れたのか?」だと思います。
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2024.10.02 20:00心霊人権の女神スーチーの本当は恐ろしい裏の顔! MI6、ソロス、陸軍中野学校、大量の愛人……ジェームズ斉藤が徹底解説!のページです。ミャンマー、クーデター、アウンサンスーチーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで