顔面を「腫瘍に占領された」男が悲しすぎる! 小さなニキビがどんどん巨大化&増殖、視力も失い… ようやく差した希望の光=インド
インドのタミル・ナードゥ州マドゥライに住む男性、ラヴィ・クマールさん(40)は、顔面を覆い尽くす腫瘍に苦しめられてきた。
ラヴィさんの妻、シーナさんは「これらの写真を見ると、いつになったら彼の顔が以前のように普通の状態に戻るのだろうかと思うわ」と語る。これに対してラヴィさんは「きっと戻るから、そのことをあまり考えないで。それが何であろうと、神様の思し召しによって起こるのだろう」と答えることしかできない。
ラヴィさんは3年前、顔に小さなニキビがあることに気づいた。そのうちの1カ所がいくつかの腫瘍になり、顔全体へと広がっていった。腫瘍は痛みを伴うもので、眠れない夜が続き、子供たちをも苦しめてきた。それ以来、彼の人生は誰に対しても気軽に声をかけることもできず、苦難に満ちたものに変わってしまった。
まだ腫瘍が小さかった時、夫婦はその状態を何人もの皮膚科医に見せた。皮膚科医らは「そのうち良くなる」と言ってたくさんの薬をよこすばかりだった。しかし、わずか数日のうちに腫瘍は大きくなってしまった。
腫瘍はラヴィさんに我々の想像を超えた悪影響を及ぼしている。腫瘍のせいで働けず、片方の目でものを見ることしかできない。そんな彼は次のように語る。
「この辛い状況で子供たちがどう育っていくのかはわかりません。完全に片目を塞がれてしまったため、私は片方の視力を失いました。手術を求めてあちこち探し回るばかりで、何をすべきかがわかりません。私が健康だったとき、子供たちは元気でした。しかし今では、私の状態について心配してくれています。妻と結婚したとき、私はこんな見た目ではありませんでした」
YouTubeに公開された動画には、ラヴィさんが妻とともに、腫瘍を切除してくれる医師と会うため、タミル・ナードゥ州カンニヤークマリ県の県庁所在地ナーガルコーイルにあるカリアンカドゥ病院を訪れるシーンがある。シーナさんは「私たちはこれまでにたくさんの病院を訪れてきましたが、ここではきっと治療を受けられると信じています。手術が行われると確信しています」と期待する。
手術を担当するスニル・リチャードソン医師は、ラヴィさんにとって必要な手術のために資金を調達した人物でもある。スニル医師は、ラヴィさんの症状は非常に珍しい顔面腫瘍であると診断し、一番の問題は視力が失われていることだと指摘する。腫瘍には茎があり、顔の最上部から垂れ下がって瞼を覆っている。脳神経系に腫瘍を生じさせる遺伝子疾患「神経線維腫症」のように思えるが、それとは異なる疾患だという。そのため、外科手術によって腫瘍をすべて取り除くことが可能だと考えられている。
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