【恐怖】寄宿学校の跡地で“子供215人”の遺骨が出土!! おぞましい重労働・性的虐待・人体実験が発覚、エリザベス女王と関連も!?=カナダ
今年になって、カナダ西部のブリティッシュコロンビア州から奇怪なニュースが届いた。それは、カムループス近くにある「カムループス先住民寄宿学校(Kamloops Indian Residential School)」の跡地で、215人もの子どもの遺骨が発見されたというものである。
■「カムループス先住民寄宿学校」の跡地の地中に215人の子どもの遺骨
そこは100年以上前に、先住民を同化させる目的でカナダ政府が建てた寄宿学校だ。専門家が地中レーダーを使って捜索を行ったところ、この学校に在籍していた子どもたち215人の遺骨が確認された。
「カムループス先住民寄宿学校」は、1890年から1969年までカナダ連邦政府によって運営されていた。同学校は、セクウェップム族の伝統的な領土に造られ、何百人ものセクウェップム族の子供たちが学校に強制的に通わされた。
当時のカナダには、先住民の子どもを親から引き離し収容する寄宿学校が、139校あったが、カムループス寄宿学校は、その中では最も大きく最大500人の生徒が在籍し、カトリック教会が運営していた。
カナダ政府の目的は「先住民の子どもを主流のカナダ社会に同化させること」で、寄宿舎に送られた子どもたちは約15万人に上るという。
学校で、子どもたちは母語を話すことや民族の文化活動を禁じられ、破ると鞭打たれ、英語を話し、キリスト教徒になることを強制された。また、校長や教師は子どもたちを肉体的・性的に虐待し、重労働を強制していた。子供たちはしばしば行方不明になっていたという。
そこに通っていたセクウェップム族のジョージ・マニュエル氏は、学校での最も強い思い出は「空腹、英語を話すこと、そして異教徒と呼ばれたこと」であると述べた。
カナダ国内有数の歴史家の1人であり「A National Crime(国家犯罪)」の著者で同寄宿学校に関する著書もあるジョン・ミロイ氏は、政府の目的は、先住民の同化だけではなく「先住民族との交渉の人質として子どもたちを扱った」とも述べている。
そして恐ろしいことに、子どもたちはそこで多くの医学的および栄養学的実験を受けていたとも言われている。そのような寄宿学校の1つに送られた、ブリティッシュコロンビア州出身の64歳の先住民男性、ジャスパー・ジョスペ氏も目を涙でいっぱいにしながらこう証言した。
「私はたった8歳で、アラートベイにある寄宿学校から、教会が運営するナナイモ・インディアン病院に送られました。そこで私は3年以上狭い病室に隔離され、実験用のネズミのようにいろいろな薬を与えられ、気分の悪くなる注射をされました。私のいとこ2人も一緒にそこに送られましたが、彼らは大騒ぎし、絶叫したり反撃したりしたので、看護師が彼らに注射を打ったのです。彼らは2人ともすぐに死にました」(ジャスパー・ジョスペ氏)
そして、カムループス先住民寄宿学校の生存者であるウィリアム・クームズ氏の証言は、さらに奇妙なものであった。
1964年10月、クームズ氏が12歳の時、英エリザベス女王とフィリップ殿下が、カムループス寄宿学校を訪れた。校長は女王が来校すると生徒たちに告げ、生徒は女王が到着する前日、数カ月ぶりに新しい服とおいしい食事を与えられたという。
女王が学校に着いた日、女王一行と何人かの司祭が10人ほどの賢い生徒を選び、デッドマンズクリーク近くの牧草地までピクニックに行った。そしてそれらの子どもたちは二度と戻ってこなかったとクームズ氏は語った。
姿を消したグループは、6歳から14歳までの7人の男の子と3人の女の子であった。男の子のうちの2人は兄弟であり、彼らは先住民とカナダ人の混血で、彼らの姓はアーニューズまたはアーノルドだったという。
エリザベス女王の訪問と、消えた子どもたちの間に何らかの関連性があるかどうかは、全く謎だ。しかし1964年10月、オタワで開催された連合会議100周年のためにカナダを訪問したことは、公の記録に残っているという。
215人もの子どもの遺骨が発見されたことで、過去、カナダ政府が先住民族に行った非道な弾圧が、世界で大きく注目を集めている。
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2024.10.02 20:00心霊【恐怖】寄宿学校の跡地で“子供215人”の遺骨が出土!! おぞましい重労働・性的虐待・人体実験が発覚、エリザベス女王と関連も!?=カナダのページです。虐殺、人体実験、教育、児童虐待、三橋ココ、エリザベス女王、少数民族、先住民族、人権侵害、弾圧、寄宿学校などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで