「高さ9メートルのUFOに誘拐された英国人男性」警察も調査
「高さ9メートルのUFOに誘拐された男」警察も調査した、最も尊重されているアブダクション“ロバートテイラー事件”全貌!

■残された32個の謎の窪み
戦争帰還兵であるテイラー氏は地元では尊敬されている人物であり、絶対禁酒主義の教会に通う敬虔な信者としてよく知られていた。
かような人物であるからこそ、それがいかに突拍子のない話であってもテイラー氏の誠実さを疑う人は誰もおらず、2007年に亡くなるまでその信頼を失うことはなかった。
警察はテイラー氏の衣服が乱れ、ズボンが裂けていたことから暴行事件として捜査をしていた。
テイラー氏が目覚めた場所に残されていた直径9センチ(3.5インチ)の32個の窪みは少なくとも数トンの重量のある何らかの車両や重機がそこに留まっていたことが示されるのだが、どうやってそこにきて、どうやってそこから去ったのについての手掛かりはいっさいなかった。つまり空からやってきて着陸し、再びそこから浮かび上がって飛び去っていったとしか考えられないのだ。

警察はこの地にやってくる可能性のあるさまざまな車両や重機を調べてこのマーキングの配列に一致する“足跡”を残すものはないかと照会してみたが、最後まで見つけ出すことはできなかった。
テイラー氏の破れたズボンは法医学検査のために分析に回されたが、時代はまだDNA分析が進展する前であったため、分析はもっぱら損傷がどのようにして生じたのかについて集中的に検証された。
警察の法医学者は、テイラー氏の話に則して何かが脚をつかみ上に持ち上げられたことによってズボンが裂けたのだと説明している。
テイラー氏がてんかん発作を起こしたのではないかと推測する人もいたのだが、妻によればテイラー氏は頭痛の症状を訴えることはあったもののこれまで発作を起こしたことはなかった。また仮にてんかん説が有力であったとしても、それと同時に地面のマークについて説明するのは難しくなるだろう。

テイラー氏から事情聴取した刑事は、いつ話を聞いてもテイラー氏の話は一貫して変わっていなかったと話している。40年経った今でも、UFO事件史上最も見解が分かれるケースの1つであるのがこの「デッヒモントウッズUFO事件」だ。故テイラー氏は議論の紛糾をあの世からどのような気持ちで眺めているのだろうか。
参考:「Daily Star」、「BBC」ほか
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