30万年前の頭蓋骨に“ライフルで撃ち抜かれた”穴! 「銃弾でなければ不可能」解剖医も認定、謎すぎるオーパーツ

 1968年、作家エーリッヒ・フォン・デニケン、といえばトカナ読者諸賢ならばすぐに名著『未来の記憶』を思い浮かべることだろう。「パレンケ石棺は超古代文明の宇宙飛行士」説の源流である。ムー大陸、アトランティス大陸、レムリア大陸等、現行の人類よりも科学技術が進み、精神も豊かな社会が過去にあったという伝承は、世界各地に見られる。「超古代文明と宇宙人飛来説」は、圧倒的な技術の根源を求めた必然の結果といえるかもしれない。

 多くの科学者らは、これらの説を「トンデモ学説」「エセ科学」と嘲笑さえしている。しかし、米国チャップマン大学の調査によれば、「高度な超古代文明の存在」に関する項目について、2016年から人々の「超常現象への信頼度」は増加している。これは「古代地球への宇宙人飛来」についても同様の結果が出ている。

 つまり徐々にではあるが、人類は今まで隠されて来た真実に気付き始めているのかもしれない。折しも現在、パンデミックに対抗するためのワクチンによって次元上昇の可能性が囁かれている。すなわち、いよいよ真実の扉が開こうとしてるのかもしれないのだ! アセンションに対応するためにも、基本的な事実として「ローデシア人の頭蓋骨」について報じた2016年10月の記事を再掲したい。

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 超古代技術は存在したのだろうか? 当時の技術レベルでは製造が不可能とされる不可解な出土品――オーパーツは、実際のところその多くが当時の知識が散逸した結果ミッシングリンクとして現代に伝わったものに過ぎないという。しかしあらゆる可能性を検討した上で、なお謎として残るものがあるのも確かだ。

■不可解すぎる頭骨の穴

 これまでに発見された旧人の遺骨の中でも、1921年にアフリカ南部ザンビア共和国のカブウェでスイス人鉱夫が見つけたローデシア人の頭骨ほどミステリアスなものはないだろう。

 この頭骨は発見場所にちなんで通称「ブロークンヒルの頭骨」と呼ばれ、30万~12.5万年前に存在したホモ・ローデンシエンシスか、11万年前のホモ・エレクトスの一種ホモ・ハイデルベルゲンシスのものだとされている。

 この頭骨の特徴は、左こめかみ辺りにあるほぼ完璧な円形の穴。この小さな穴をめぐって数十年にわたり科学者や考古学者が頭を悩ませてきたそうだ。

 この穴の原因について、研究者らは当時使用されていた槍などの鋭利な刃物によって空いたものだろうと考えていた。しかし、その後の調査で穴が空いていない右側頭部にも「内部から“吹き飛ばされた”かのような」痕跡があることが判明し、事態が一変した。

30万年前の頭蓋骨にライフルで撃ち抜かれた穴! 「銃弾でなければ不可能」解剖医も認定、謎すぎるオーパーツの画像1画像は「EWAO」より引用

 それというのも、「右側頭部の完璧な円形をした穴」と「頭骨内部から発生した衝撃」という2つの条件からにわかには信じたい結論が導き出されてしまったからだ。なんと、現代文明に匹敵するような武器が数十万年前に存在していた可能性が浮上したというのだ。

 その理由はこうだ。もし、弓矢や槍など速度の遅い投擲武器が頭骨に衝撃を与えた場合、その損傷部分は放射状にひび割れるものだが、この頭骨には全くひび割れが見当たらない。このような穴を頭骨に空けるには桁違いのスピードで衝撃を与えなければならないという。そして、その可能性の1つが「銃」だ。 

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