戦慄の未解決バイオテロ事件4選!! 乗客全員が突然激しく原因不明の嘔吐「有毒バス98」とは!?
テロリズム――それは突発的無差別な破壊活動によって社会不安を煽り、自らの要求を通さんがために為される暴力だ。
世界的にも有名になった日本のテロは、言うまでもなくオウム真理教による「地下鉄サリン事件」である。神経毒の化学兵器を用いた都市部での凶行に世界が震撼した。同事件は警察等、公的機関の努力により相当な部分が解明されたが、発生から四半世紀を経た現在でも、その傷は未だ癒えない。
しかし、世界には未解明のテロと思われる事件がある。とくにバイオ・テロは、その範囲と永続性、非人道性も含め、各国政府が血眼になって警戒しているカテゴリーである。どうすればバイオ・テロを防ぐことができるのか。
以下、2004年にカナダで発生した未解決テロ事件について報じた2019年8月の記事を再掲することで、改めて警鐘を鳴らしたい。
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現代はテロリズムの時代だ。そのことはISISの登場によってますます明確化されたが、世界中で首謀者不明の奇妙なバイオテロが巻き起こっていることをご存知だろうか?
ミステリーサイト「Mysterious Universe」(8月21日付)が、これまでに起きた幽霊的テロ事件を紹介している。
▪️有毒バス98
2004年、カナダ・バンクーバーで謎のテロ事件が発生した。ターゲットになったのは、市営バス98番だ。その日は途中までいつも通りの巡回が順調に行われていた。しかし、一人の乗客の男がバスドライバーに奇妙な言葉をかけてから、事態は一変した。
その男はバスドライバーに「調子はどうだ?」と尋ねたのだが、バスドライバーが「悪くないよ」と答えると、男は「長くは続くかない」と奇妙な予言を残したのである。
すると、いくつかのバス停に止まった後、バスドライバーは急な吐き気に襲われ、コントロール不可能な嘔吐を繰り返したのだ。同時に他の乗客も急な嘔吐を催し始める異常事態に発展。すぐに救急隊員が呼ばれたが、彼らも吐き気を催し、事態は深刻化していった。
バイオテロの可能性が考慮され、現場には規制線が張られた。しかし、化学部隊がバスをいくら調べても有毒物質は発見されなかったのだ。唯一見つかったのは、シートの下のどんぐりだった。
それでも警察は何らかの原因があるはずだと考えたが、病院に担ぎ込まれた乗客らの体内からも何も発見されず、この事件はほどなくしてクローズされた。
乗客らの集団ヒステリーだったのだろうか? だが、男が残した言葉はこれから起こる事態を予見していたかのようだ。現在も事件は謎に包まれている。
▪️ベルギー コカ・コーラ事件
1999年にベルギーでもおかしな集団嘔吐事件が起こっている。コカ・コーラを飲んだ100人以上の生徒が吐き気、腹痛、めまい、呼吸困難に陥ったのだ。これを受けてコカ・コーラ社は3000万本を回収し、9日間の流通停止になった。しかし、問題のコカ・コーラからはいかなる有害物質も発見されなかったという。
集団ヒステリー事件として片付けられたが、つまるところ原因不明ということだ。
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2024.10.02 20:00心霊戦慄の未解決バイオテロ事件4選!! 乗客全員が突然激しく原因不明の嘔吐「有毒バス98」とは!?のページです。アメリカ、カナダ、バス、キューバ、集団ヒステリー、嘔吐、音響攻撃、バイオテロなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで