絶対見てはいけない呪いの鏡「ダークミラー」とは!? 発狂者続出で博物館が封印、いったい何が映るのか?=米
■ダークミラーを見た者たちの数々の恐怖体験
まったく何も見なかった人も一定数いたのだが、決して少なくない数の来館客が恐怖を味わったことを報告している。人間のねじれた姿、不気味な黒い塊、あるいは悪魔のような姿を見た者もいれば、自分自身の変形した姿、例えば萎縮した姿や歪んだ姿、または自分の死体を見たという人もいた。またパニックを引き起こすほど恐ろしい光景を見たという報告もあれば、毒グモに囲まれた自分を見てひどく動揺したという者もいた。
視覚面ばかりでなく、頭痛、めまいを感じたいう者もいれば、口が血の味で満たされると報告した女性や、電気ショックで刺激されたと訴える者もいた。
またペットなどの動物はこのダークミラーに近づかないことも報告されており、確かにニューカーク氏の飼いネコも近づくことはなく、遠くから不思議そうな目つきで眺めることならあったという。
そこでニューカーク氏は何度かビデオカメラで夜通しダークミラーを動画撮影してみたのだが、不思議なことに毎回、朝に回収したメモリーカードのデータが消去されてしまうのだという。
その後も館内での“恐怖体験”は続き、その恐怖の度合いもさらに増していった。
超常現象調査の専門家たちもやって来たのだが、実際に“恐怖体験”をして初めてこの鏡の持つダークなパワーを信じるようになったという。
今後さらに激しい恐怖を体験させてしまいかねないと考えたニューカーク氏はダークミラーの展示を中止することにした。またこのダークミラーの影響で、館内で展示・収蔵しているいわくつきの品々の“呪い”が増幅してしまうのではないかと危惧し、このダークミラーを厳重に梱包し十字架のロザリオを巻きつけて“封印”したということだ。
■周囲の邪悪さを映し出す鏡なのか
最終的に数百人もの来館客がダークミラーによって“恐怖体験”をすることになった今回の展示を通じてニューカーク氏は、ダークミラーそれ自体がおぞましい物体なのではなく、周囲にあるおぞましい存在を映し出す“鏡”なのではないかと考えるに至った。
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