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【緊急警告】「ほぼ皆既」部分月食で巨大地震発生＆凶悪犯罪増加!? 月が地球に与える恐怖の影響を解説

2021.11.19 16:00 文＝百瀬直也

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【緊急警告】「ほぼ皆既」部分月食で巨大地震発生＆凶悪犯罪増加!? 月が地球に与える恐怖の影響を解説の画像4 — イメージ画像：「Getty Images」

■月の異変と凶悪事件の実例

　以下に、この1年間ほどで日本で起きた凶悪事件を取り上げ、犯行日の月齢を調べてみた。なお、事件の抽出にあたって、「計画的犯行」と考えられるケースは除外するようにした。

・渋谷ホームレス殴殺事件
2020年11月16日、渋谷区のバス停でホームレスの女性が殴り殺された。犯行日は新月の1日後。

・大東市女子大生殺害事件
2021年4月28日、大阪府大東市のマンションで、48歳の男が真上の部屋に侵入し、住人の女子大生を殺害した。犯行日はスーパームーン満月の1日後。

・立川ホテル殺傷事件
2021年6月1日、立川市のホテルで男女が客の少年に刺されて死傷した。犯行日は満月の6日後。

・前橋市幼児2名殺人事件
2021年6月10日、群馬県前橋市の民家で、男児2人が殺害された。犯行日は金環日食・新月の当日。

・稲沢市男女殺害事件
2021年7月20日、愛知県稲沢市西島新町の市営住宅で、犯人の姉ら家族が殺害された。犯行日は満月の4日前。

・小田急線殺傷事件
2021年8月6日、小田急電鉄小田原線車内で発生した無差別刺傷事件で、乗客の女子大生が重傷を負ったほか、合わせて10人が怪我。犯行日は新月の2日前。

・甲府市放火殺人事件
2021年10月12日、甲府市で住宅が放火され、住人の夫婦が殺害された。犯行日は新月の6日後。

・新居浜3人殺害事件
2021年10月13日、愛媛県新居浜市垣生（はぶ）の民家で、一家3人が殺害された。犯行日は新月の7日後。

・京王線刺傷事件
2021年10月31日、京王電鉄京王線の特急新宿行き車内で、刺傷及び放火事件。スーパームーン新月の5日前。

・九州新幹線放火未遂事件
2021年11月8日、熊本県宇城市を走行中の九州新幹線の車内で男が火を付けようとした。犯行日はスーパームーン新月の3日後。

　このように、凶悪事件の発生日を調べて筆者が意外に思ったのは、全体的に発生頻度が低いスーパームーンや日食・月食といった特別な月の配置の前後に発生しているケースが目立つことだった。もっとも、これらは厳格な統計的調査とはいえず、あくまでも傾向がある程度に捉えていただきたい。

【緊急警告】「ほぼ皆既」部分月食で巨大地震発生＆凶悪犯罪増加!? 月が地球に与える恐怖の影響を解説の画像5 — イメージ画像：「Getty Images」

　個人的な経験を言うと、筆者は若い頃、満月の晩はなかなか眠れないことが多かった。そんなことを他人に言っても誰も信じないだろうと思い、口外しなかったのだが、筆者ほどではなくとも満月の頃になると落ち着かなくなるというのは、（重力が作用しているのか、それとも明るさが作用しているのか理屈は不明だが）人間や他の動物をずっと観察してきた結果として、あり得るのではないかと感じている。

■年末は地震に注意を

　繰り返しとなるが、11月19日は89年ぶりとなる部分月食・満月があり、12月4日にスーパームーンと皆既月食が待ち受けている。この2回の月食前後の11/15～12/8は日本全域で地震・噴火に注意が必要となるうえ、電車内の殺傷事件などの凶悪犯罪にも十分注意して過ごしていただきたい。年末のあわただしい時期で外出も増えると思われるが、警戒を怠ってはならない。

参考：「朝日新聞」、「NCBI」、「AFP BB News」、「日本橋学館大学紀要」、ほか