カルト加入を拒否した12歳の大学生が暴行死!? いじめ隠蔽、激ヤバ動画流出… ナイジェリア全土で大ニュースに発展中
北海道旭川市で今年3月、公立中学校に通う2年生の女子生徒の凍死体が公園で発見された。その後、女子生徒が自慰行為の強要やわいせつ画像の拡散などのいじめを受けていたことが判明し、いじめが死亡につながったと報道された。
いじめを把握した女子生徒の母親が中学校に相談したが、教頭は不誠実な対応をしたばかりでなく、母親に心無い言葉を浴びせたとされる。また、女子生徒の中学校は、旭川市教育委員会などに対していじめの事実はなかったと説明していた。いじめ事件を発端として学校の不祥事も明らかとなり、このことも議論を巻き起こした。
学校がいじめを隠蔽しようとするのは日本に限ったことではない。ナイジェリア・ラゴス郊外にあるドーウェン大学で先月30日、同大学の男子学生、シルベスター・オロモニ・ジュニアさん(12)が死亡した。
遺族の一人がTwitterで、オロモニさんはカルトグループに加入するよう誘われたが拒否ししたため、上級生らから暴行を受け、有害物質を摂取させられて死亡したとツイートした。公開された動画では、オロモニさんは動くことができず、口が腫れ、歯から出血した状態で苦しんでいるのを確認できる。
一方、大学側は、オロモニさんはいじめも暴行も受けておらず、サッカーをした後に股関節痛を訴えただけだと遺族に反論した。大学の経営陣は、いじめの報告は「SNS上の作り話」であると述べ、大学内にカルトグループが存在することも否定した。
遺族側と大学側の対立が深刻化する中、ネット上では事件が話題となり、有名人や政治家をも巻き込んで議論を巻き起こしている。Twitterでは#Justiceforsylvesterのハッシュタグ付きのツイートが拡散された。女優のアデスワ・エトミ氏はドーウェン大学が事件について真相を説明していないと非難し、メディアパーソナリティのマーシー・エーケ氏は暴行に加わったとされる学生らの裁判を求めた。
デルタ州知事のイフェアニュイ・オコワ氏は今月4日、デルタ州政府がラゴス州政府と協力して、オロモニさんの死に関する調査を開始すると説明した。また、オロモニさんを死に至らしめた加害者全員を逮捕して罰することで、同様の事件を強く抑止するのに役立つという模範を示さなければならないと述べた。
「私たちはこの事件を注意深く見守る一方で、オロモニ家に祈りと支援を差し伸べます。彼らが幼い息子の死を悼む中、彼らがこの困難な時期を乗り越えられるよう、全能の神が必要な力を与えてくださることを祈ります。アーメン」(オコワ氏)
ラゴス州政府は3日、ドーウェン大学を無期限閉鎖とした。同省は声明の中で、オロモニさんの死に関して真相究明に努めていると述べた。
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