インドの海岸に“古代の戦車”が漂着! 巨大オーパーツか、あり得ない奇跡に地元民も戦慄!

 嵐の後の海岸には、普段見かけないような大きなものが漂着している事がままある。大抵は流木や大きなブイ、瓦礫やごみなどだが、今回インドの浜辺に漂着したのは何とも奇妙な物体だった。

 地元メディアの報道によると、5月10日火曜日大型のサイクロン「アサニ」がベンガル湾上に発生、インド東部にかけて広い地域で荒れた天候となった。その後、インド南東部に位置するアンドラ・プラデシュ州のスンナパリ・シー・ハーバー沖に奇妙な物体が漂着しているのが発見された。それは金色に輝く神輿の上部のようなもので、これまで見た事もないものだったため、地元の人々の何人かが風雨をものともせず沖合に出て、漂着した物体の回収に成功した。だが、回収してみるとこの物体がなんとも奇妙な構造物であることが判明したのである。それは木やトタン等を組み合わせて作られた「戦車」だった。上部は家のような形になっており、塗料を塗って派手な金色に仕上げられていた。櫓のような下部には4つの大きな車輪があり、日本の祭で用いられる山車に近い形状をしていた。現地の人々は伝説や歴史の中に出てくる戦車に似ているため、この物体を「戦車」と呼ぶことにしたそう。

 その後、この戦車は当局に押収されたが、誰が所有しているのか、そもそもどこから来たのか現状では全く解っていないとのこと。「16-01-2022」と刻まれていることから、今年の1月16日に作られたことが推測できるが、現状これ以外には何の手がかりもないとのこと。

インドの海岸に古代の戦車が漂着! 巨大オーパーツか、あり得ない奇跡に地元民も戦慄!の画像1
画像は「Wikipedia」より引用

 前述のサイクロンの影響で海が荒れていたことから、ある地元関係者は「戦車はどこかの国からインドへ流されてきたのではないか」と推測している。また、現地でもそうそう見られない代物のため、嵐で流されてきた映画の小道具という説もあるそう。謎の「戦車」の正体が明らかになる日は来るのだろうか。

参考:「Coast to Coast AM」、ほか


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文=勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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