ウクライナとプーチンの運命は!? 上祐史浩が「インド占星学」で今後の世界を予測（インタビュー）

　ロシアによるウクライナ侵攻が開始してから2カ月。核兵器や生物兵器使用の可能性も指摘され、ますます混沌とする世界情勢だが、今後の世界はどこに向かうのか。筆者は先日の記事で、2年前に新型コロナの発生を予言・的中させて大きな注目を集めたインドの天才少年アビギャ・アナンド君が、インド占星学に基づき第三次世界大戦勃発を予言していることをお伝えした。そして今回、たびたび取材している仏教哲学サークル「ひかりの輪」代表の上祐史浩氏にインタビューを行った。というのも、上祐氏もインド占星学を研究したうえで世界情勢や経済の動向を注視しているからだ。

――よろしくお願いいたします。ウクライナ戦争は今後どうなりますか？

上祐史浩氏（以下、上祐）　　まず最初に、私はインド占星学の研究はしてはいますが、妄信はせずに、客観的に調査・研究する立場です。インドにおける占星学の地位は高く、大学にも学科があり、教授がいて、学会誌も刊行され、統計学的な視点からも占星学が研究されています。そして、日本の巷の占い師と違って「絶対に当たる」というのではなく、「こうなる可能性が高い」という主張であり、悪い運勢は変えることができるともしています。

　実際、アビギャ・アナンド君の新型コロナの予測も、発生は的中したようですが、その後の収束時期の予言などはまったく的中していません。加えて、インド占星学の鑑定には、何事にも誕生日と時刻が必要ですが、個人とは異なり、国の誕生の日時を定めること自体が難しいので、国の運勢の鑑定は難しいのです。

――なるほど、冷静な観点から分析していらっしゃるのですね。

上祐　　前置きが長くなりましたが、ご質問のウクライナの戦争についてお話しすると、まず、私が知るインド占星学の研究者の話では、4月5日頃にウクライナには酷いことが起きるという予測があったのですが、偶然にも、その頃ブチャでの虐殺が発覚しました。そして、今後の予想としては、５月以降に、ウクライナとロシアの双方の苦しみが緩和し始める気配もあるのですが、その後に寄り戻しもあって、年内はそれが続くそうです。

　そもそも、今の時期はインド占星学上で悪いとされる星の配置が、ウクライナとロシアの双方に同じように見られます。実は、この悪い配置は中国にもあり、その時期は2年くらい前から始まり、今年いっぱいまで続くものですが、まさに2年前には武漢で新型コロナが発生しましたよね。

　また、今年に限ってウクライナとロシアの運勢を比較すると、ウクライナの方が良く、幸運に恵まれる面がある一方で、ロシアは不名誉・トラブル・罪・残虐な行為の運勢があり、予想外だったロシアの苦戦は今後も続くのかもしれません。

――かなり現実に則している印象ですね。プーチン大統領の今後の命運はどうなりますか？

上祐　　同じく知り合いの研究者によると、プーチン氏は2年後の2024年は運勢が悪く、引退・入院・投獄・死などの可能性があるそうです。ちょうど次回の大統領選挙の時期ですから、この予想が正しければ、再選が難しいことになります。また、ロシアの国の運勢は、今年よりも来年が悪く、同じ2024年に大きく変わり、長らく無理して抱えたものを失うという運勢があるそうです。すると、プーチン体制の終焉と共に、国も変わる可能性があるかもしれません。

――今回、ウクライナ戦争でロシアの経済制裁に加わらず「漁夫の利」を得たとの指摘もある中国は今後どうなりますか？

 
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