6月は統計的に最も巨大地震が起きやすい! 「ラニーニャ現象→猛暑→地震・水害」列島を襲う絶望の連鎖
■黒潮大蛇行の影響も!
地震だけではない。現在日本近海で発生中の黒潮大蛇行は潮位が高くなる傾向があり、そのために西日本から関東にかけて台風や豪雨による水害で浸水被害のリスクが高まる。これから始まる梅雨シーズンでは、特に西日本の太平洋側で雨量が多くなる傾向がある。
一方、これまで何度も紹介しているように、黒潮大蛇行の発生中は南海トラフなど四国~関東にかけての南岸沖で海溝型大地震の発生が抑制される傾向にあるのだが、しかし、まだ検証段階ではあるものの東北地方の太平洋側、とりわけ福島県沖周辺では逆に通常よりも大地震が多く発生する可能性がある。昨年2月13日と今年3月16日に福島県沖を襲ったM7クラスの地震も、大蛇行の発生中に起きたものだった。
以上のように、これから夏にかけて「ラニーニャ → 猛暑 → 大地震・水害」というパターンに突入した恐れがあるとともに、もともと6月は統計的に大地震が発生しやすい上、大地震を誘発するスーパームーン、そして水害を引き起こす黒潮大蛇行……と、いくつもの恐ろしい要素が連続している。今後しばらくは大地震や火山噴火に十分注意して過ごさなければならない。
参考:「tenki.jp」、「NHK NEWS WEB」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊6月は統計的に最も巨大地震が起きやすい! 「ラニーニャ現象→猛暑→地震・水害」列島を襲う絶望の連鎖のページです。スーパームーン、猛暑、ラニーニャ現象、黒潮大蛇行などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで