現代人を救う「ストレスワクチン」開発へ! マウス実験成功、微生物注射で衝撃の変化
2022.06.11 12:00
現在のところ、研究はあくまでマウス実験の段階であり、人間にも同じように作用するかは残念ながら不明であるとのことだ。だが、ローリー氏は10〜15年で、高いストレスを受ける環境にある人々のための「ストレスワクチン」のようなものを開発することができると考えている。
「私たちは健康を維持するため進化してきたメカニズムのうち、ほんの氷山の一角を見ているだけです。このことに誰もが畏敬の念を抱くはずです」(ローリー氏)
今回の研究はマウス実験段階であり、実際に人間に応用できるかはまだまだわからない。だが、ローリー氏も指摘するように、土壌中には大量の微生物が生息しており、M.vaccae以外にもさらに面白く有益な微生物がこれからも見つかるだろう。夢のストレスワクチンは案外早くに実現するかもしれない。
参考:「CU Coulder Today」「Psychopharmacology」「Big Think」ほか
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