【UFOの日】宇宙人はヒッチハイクで地球にやって来る! 新説「コズミック・ヒッチハイカー」理論

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画像は「DAILY STAR」より引用

 今日は「UFOの日」だが、宇宙人はUFOではなく太陽系を漂う小惑星等の天体を利用して地球を訪れる可能性が高い、とする新しい研究結果が発表されて注目を集めている。

 我々はもちろん専門家でさえも、銀河系に小さな惑星がいくつあるのか正確には知らないし、発見するのが難しいことが判明している。だからこそ、もし地球外生命体が地球を訪れると仮定した場合、より小さな惑星に到着する方が簡単で効率的であり、更に地球へ足を伸ばせるというのだ。

 この研究を実施した物理学・天文学のイリーナ・ロマノフスカヤ教授は、次のように主張している。「高度な地球外文明が存在するならば、自由に宇宙空間を漂っている惑星(自由浮遊惑星)に『ヒッチハイク』をする可能性が高いです。私はそのような仮説的な文明を『コズミック・ヒッチハイカー』と呼んでいます。地球外生命体は、迫り来る存亡の危機から逃れるために、惑星を利用して大きな集団や人口を移動させることができるのです。この方法であれば、不要となった個体群を置き去りにしたり、多数のポスト生物学的種を遠方の星の探索に送り出したり、彼らの文明の継続性を維持するために、いくつかの惑星系に彼らの種の個体群を拡散させたりすることも可能になります。また惑星系や星間物質を調査するために、高度な機械や探査機、その他のテクノロジーの形でコズミック・ヒッチハイカーを送り込むこともできるでしょう」

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イメージ画像:「Getty Images」

 ロマノフスカヤ教授は、このような独立した小惑星は独自の資源を持ち、人工重力も必要としないため、空飛ぶ円盤よりも多くの利点があると見なしている。しかし、こういった天体を利用しても、宇宙人たちの旅がうまくいく保証はなく、深宇宙で永遠に浮遊することになる可能性もある。

「もし、自由浮遊惑星が惑星系に重力的に捕獲された場合、そこには星間旅行者やその人工物を保持しているかもしれないのです。そしてそれは、惑星系外縁部の広軌道惑星として存在するはずです」

 もしロマノフスカヤ教授の仮説が正しいならば、太陽系の小惑星帯や木星、土星の周囲には既に地球外知的生命体が乗ってきた小惑星が加わっているのかもしれない。今のところ仮説どまりであるし検証も困難を極めるが、一度調査を行ってみてほしいものである。

参考:「DAILY STAR」、ほか

 

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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