日本政治に取り入り始めた「統一教会の後釜」カルトの超狂悪な実態とは!? 日本支配計画とCIAの罠をジェームズ斉藤が解説
──本当ですか(苦笑)?
ジェームズ だから、ここが日本人にはわかりにくい論理なんですよ。予定説というのは、「キリストが予定したものは必ず存在する」という考え方です。ですから、「羊飼いの鉄の杖」とは悪い人々を討つ鉄の杖であり、現代で言えば、それは銃以外にはないだろうとなる。ショーン・ムーンがAR-15を掲げて「鉄の杖とはこれである」と言ったら凄い臨場感で大熱狂になるんです。
さらに、彼の教祖としてのカリスマ性もあるでしょう。父親の文鮮明もカリスマ性はありましたが、文鮮明の一番のカリスマ性というのは性エネルギー、つまりセックスでした。セックスを操る道教や密教なんかの房中術によって人の気を操っていたんです。
──房中術って性の秘術やマラの使い方なんかを研究してたやつですよね。
ジェームズ はい。房中術=セックスはマインドコントロールにダイレクトにつながりますから、なかなか侮れない秘術なのです。
ただし、ショーン・ムーンのカリスマ性は下半身ではなくて知性のほうです。戦略とアジテーションを使って、保守系アメリカ人のハートを掴んだのです。
──しかし、「ロッド・オブ・アイアンは銃だ、ライフルだ」で盛り上がるというのは単純過ぎるというか。
ジェームズ いえ、アメリカ人というのは素朴な人たちなのです。アメリカはニューヨークやカリフォルニアだけではありません。広大なアメリカの土地のほとんどは農地で、普通のアメリカ人というのは朴訥とした農民であり労働者なのです。一生、生まれた土地から出ていかないような人も少なくないんです。特に南部、中央部はそうです。そこを日本人はわかっていないので、サンクチュアリ教会が支持される理由もわからないんですね。
そして、このロジックが怖いのは神の論理なので連邦政府が何を言おうが、部外者が何を言おうが全部無視なんです。なぜなら、それらはすべて神未満の論理だからで、そんなものに耳を傾ける必要はないんです、信者にとっては。これが怖いのです。
──いまの説明でサンクチュアリ教会が単なるトンデモ教団ではないことがわかってきました。ショーン・ムーンが切れ者なんですね。
ジェームズ はい。そんなカルト宗教の教祖がすでに6月30日に来日しています。ショーン・ムーンははっきり、「高市早苗を支持する」と言っています。彼女を支持する理由は同胞だということもありますが、韓国側の思惑もあります。
韓国の視点に立てば、日本の右傾化は安全保障上の脅威です。ですから、韓国の戦略としては日本の右傾化を防ぐというのが大前提であるのですが、それは不可能なので、右派の中に浸透していって韓国の都合のいいように右傾化を導いていくというオペレーションをやっているのです。統一教会や勝共連合での成功体験があるので、「日本の右傾化は我々が仕切る」というプライドが透けて見えます。こんなことを野放しにすると、そのうち「日本の右派はウリナリだ」と言われても反論できない時代が来ると思います。
──ということはサンクチュアリ教会にも国家情報院(KCIAの後継組織)が後ろについているんですか?
ジェームズ 当然ついています。ついているから日本に来るのです。が、ショーン・ムーンのバックの大元はCIAです。それもCIA右派ではなくて左派がついています。
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2024.10.02 20:00心霊日本政治に取り入り始めた「統一教会の後釜」カルトの超狂悪な実態とは!? 日本支配計画とCIAの罠をジェームズ斉藤が解説のページです。カルト、統一教会、CIA、文鮮明、高市早苗、サンクチュアリ教会、文亨進などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで