UFOと旅客機のニアミス事件、過去14年分の極秘報告ファイルついに公開! 60件の驚異的事例がずらり

 UFO研究家のカイル・ウォーフェル氏が、民間航空会社のパイロットによる14年分のUFO目撃報告、60件以上を網羅したファイルを入手、暴露サイト「Black Vault」上で一挙公開して話題になっている。このUFOファイルは、アメリカ連邦航空局(FAA)への情報公開請求により開示されたもの。いずれも2008年1月1日から現在にかけて旅客機のパイロットが遭遇し、「ニアミス」と分類されたUFO出現事例となっている。そこに登場するUFOには、無責任なユーザーが飛ばしていたドローンと思われるケースもあったが、正体が完全に不明なケースも存在している。

UFOと旅客機のニアミス事件、過去14年分の極秘報告ファイルついに公開! 60件の驚異的事例がずらりの画像1
画像は「The Black Vault」より引用

 たとえば2020年7月、「尾翼も補助翼もない極めて大きなフリスビー型または葉巻型の物体が、超高速で低空飛行している」という報告。この謎の物体は写真にもしっかり捉えられており、「銀色か白色で、ほとんど透明、音もしなかった」そうだ。別の事例では、「まるで星のように輝く物体」がホバリングに入る前、急速に高度を変えるのをパイロットが目撃している。

 いずれも興味深い報告ばかりだが、すべてのパイロットがUFOの目撃を公式に報告するわけではない。2013年に米アリゾナ州上空に謎の「光の列」が出現した時、パイロットは物体の存在を確認していたが、軍のUFOホットラインに報告することを拒否している。やはりUFOを見たと報告することで自身の評価が下がるのを恐れてしまい、口をつぐんでしまう人も出てくるようだ。ウォーフェル氏は、今回公開に至った数々の情報について、次のように語っている。

「世界中で毎年、何十万件ものUAP目撃事件が発生しており、未報告の事例はさらに何十万件にも及ぶ。情報公開請求が今回の開示につながった。この問題が現実であり、無視できないものであることを示しています」

 また彼はアメリカ政府が、これらの物体の正体を知っているが、何らかの理由で秘密にしておくことを選んだと確信していると語る。全ての真実が明らかになる日は来るのだろうか。

参考:「DAILY STAR」、ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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