プーチンの側近ドゥーギンの娘爆殺は「生贄」だった! 驚愕の真犯人と謀略、“日本人の理解を超えた構図”をジェームズ斉藤が緊急解説
ジェームズ もちろんです。前回の記事でもお話ししましたが、プーチンはすでに国連にウクライナの蛮行を提訴しようとしています。また、23日には彼女の死を悼む言葉を発表しています。24日はダリヤの葬式を国葬といっていいレベルで行っています。これによって彼女は戦争に殉じた英雄となり、ロシア国内にあった厭戦気分は一気に吹っ飛んだ感があります。侵略の口実を対外発信する任務しか持たないロシア外務省のラヴロフ外相も、今回の事件を「許しがたき行為」と非難しており、軍事行動が今後エスカレートすることは間違いないと思います。これが今回の事件の犯人の狙いだったのでしょうね。
──犯人の狙い? ウクライナはもっと戦火を拡大したいのですか?
ジェームズ ウクライナのゼレンスキー大統領は戦争の長期化を考えているのは間違いでしょう、彼はロシアスパイですからね。しかし、私が言っている犯人とはウクライナ側の人間ではありません。世界の諜報機関関係者で、このテロの犯人がウクライナだと思っている人間は一人もいません。皆、最初から犯人は“彼”だと思っていました。私もそう思っていました。
──誰なんですか、彼って?
ジェームズ 順々に説明していきましょう。まず、この事件をもう一度、冷静に考えてみてください。事件が起きたのは20日の夜ですよね。場所はFSBが厳重に警備している「伝統フェスティバル」です。その会場内で爆発事件が起きているわけです。これはかなり巧妙に計画されていることを意味します。ところが、犯行翌日には犯人が特定され、噂どおりウクライナの特殊部隊員だったとわかるわけです。前回の記事でも話しましたが、車のナンバーが3回も変わったことまで判明し、その車はなんとキエフで売りに出されていたこともわかるわけです。
──それが変ですよね。犯行に使った車を売りに出さなくてもいいと思ったんですね。すぐに足がつくのに、なぜ? と。
ジェームズ 海に沈めたり、解体すればいいわけじゃないですか。しかし、それをしないで売りに出してインターネットで公開までしているわけですからね。見つけてくれといわんばかりです。
さらに、ロシア国内では犯人はウクライナの特殊部隊だとなり、それを受けて23日の追悼式、24日の国葬があって、いまやロシア全土がウクライナ憎しの感情で沸き上がっているのですが、事件からたった4日ですよ? 4日で国論が大きく戦争拡大へと変わってしまったのです。
──あまりにも戦争派、プーチン派にとって都合がよすぎるといいたいわけですね。
ジェームズ 都合がよすぎます。これはうがった見方と思われるかもしれませんが、実はダリヤの国葬が行われた8月24日はウクライナがソ連から独立した独立記念日だったのです。本来ならばウクライナはこの日に国威を高揚したかったはずです。しかし、爆破事件の対応に力を削がれてしまいました。ウクライナ側の犯行というのはあまりにもデメリットしかないのです。
──ということは、犯人はウクライナではなく、ロシア側だということですか?
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2024.10.02 20:00心霊プーチンの側近ドゥーギンの娘爆殺は「生贄」だった! 驚愕の真犯人と謀略、“日本人の理解を超えた構図”をジェームズ斉藤が緊急解説のページです。ウクライナ、生贄、核戦争、悪魔崇拝、アレクサンドル・ドゥーギン、ロシア正教、第三次世界大戦、爆殺、サタニストなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで