「ギザのピラミッドが海中にあった可能性」を研究者が指摘! 内部にウニの化石、古代エジプト文明以前から存在か?
「私たちは手付かずの状態の外骨格の穿孔の詳細をはっきりと見ることができます。これは海の生き物がもっと最近に化石化したに違いないことを意味します」(エル・モルシ氏)
エル・モルシ氏が一帯のピラミッドをはじめとする遺跡を調べると、波による浸食痕がはっきりと刻まれており、過去に約2メートルの潮間帯が存在したことが示されているという。
ではこの化石のエキノイドはいつ頃存在していたのか。研究者によると、過去10万年の間にこの地域の海面は 120メートル以上変動したと考えられているため、正確なタイムラインを特定することは困難であるという。前出のショック氏はざっくりと紀元前5000年から紀元前9000年と示唆している。
そしてそのようなタイムタインであれば、ギザのピラミッドとスフィンクスは古代エジプト文明の前から存在していたことになる。ピラミッドは古代エジプト人が建てたのではなく、むしろピラミッドがあった場所に古代エジプト人が定住していたことになるのだ。ピラミッドを見て我々が不思議に思うように、古代エジプト人にとってもピラミッドは不可解な謎の建造物であったかもしれない。
ピラミッドとスフィンクスは超古代先進文明の痕跡なのだろうか。現在進行形の調査と研究の動向に目が離せない。
参考:「Curiosmos」、「Gigal Research」ほか
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2024.10.02 20:00心霊「ギザのピラミッドが海中にあった可能性」を研究者が指摘! 内部にウニの化石、古代エジプト文明以前から存在か?のページです。ピラミッド、古代エジプト、遺跡、スフィンクス、超古代文明などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで