菅前首相の岸田降ろしは「米中の代理戦争」だった! 日本の未来は中国の属国化or米国のATMの2択=ジェームズ斉藤

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ジェームズ:いまメディアを騒がせているのは総理にもう一回なるためですからね。しかし、私はこれを最も警戒しています。なぜなら、菅さんの後ろで糸を引いているのは二階さんだからです。以前から言っていますが、二階さんの中身は中国ですから。菅さんが総理になるということは二階さんという中国のエージェントが官邸を乗っ取り、官邸が官僚を動かすことによって日本政府が完全に中国の影響下に置かれてしまうことを意味します。

──実際、菅政権時代の後半はそうでしたね。

ジェームズ:もっとひどくなるでしょう。いま菅さんは、国民のための政治をやっていないと言って岸田さんのことを批判してますが、菅さんの目指すところは日本の中国属国化ですから五十歩百歩です。ところが、マスコミや国民の論調を見ていると菅さんに同調する人が増えているのが怖いですね。

──反増税ですから待望論が凄いですよ。

ジェームズ:岸田政権が増税をするのは財務官僚が岸田政権を動かしているためです。岸田さん自身にはビジョンも政治思想もまったくありません。「分断から協調」って誰でも言えるようなことしか言えない、麻生さんの“雇われCEO”が岸田さんです。ですから、岸田降ろしの動きが出るのは仕方ないでしょう。

 しかし、岸田さんの代わりが菅さんでいいのか? という問題があります。菅さんはあたかも自分のビジョンがあるかのごとく振る舞っていますが、彼だって岸田さん同様、二階さんの“雇われCEO”です。ですから、岸田vs.菅は麻生vs.二階の戦いなんです。さらに言えば、麻生さんのバックにいるアメリカvs.二階さんのバックにいる中国の戦いです。

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──なんだかどっちもどっちですね。日本人のためがどこにもないですね。

ジェームズ:だから、自民党の一党独裁が諸悪の根源です。野党も野党で政権を取ることしか考えていないからこんなことになってしまっているのです。日本が“世界のATM”にしかなれないのも国としてのビジョンを持つ政治家がいないからです。いま日本はアメリカのATM扱いされていますが、菅さんが首相になれば、これが中国からATM扱いされるだけです。それでいいのですか? と私は日本人に問いたいです。

──菅待望論とか論外だと。

ジェームズ:待望論が出ているという時点で、中国の対日工作がここまで成功しているのかと大きな危機感を覚えます。この構造を理解して危機感を募らせているのが東京地検特捜部で、だからいま三浦瑠麗氏を捜査しているわけです。以前から言ってますが、東京地検はGHQが作った「天皇のゴールド」の守護神である隠退蔵物資事件捜査部が前身で、アメリカのオーダーを忠実に実行する部隊です。五輪汚職疑惑でいま電通にも特捜部が入っていますが、これも全部、菅さんを引きずり下ろすためです。

──あっ、電通潰しも菅潰しだったと。

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