米国防総省「宇宙人が地球に小型UFOを送り込んでいる」公式警告を発表! 地球侵略は時間の問題か

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画像は「Getty Images」より

「宇宙人の母船が太陽系に存在し、地球に探査機を送っている可能性がある」という警告を米国防総省の当局者が発言して注目を集めている。

 2022年、アメリカ政府は国防総省に新たに全領域異常解決局(AARO)を設置。AAROの目的は「宇宙空間を含めた空のものから水中のものまで、未確認のあらゆる現象を追跡、調査すること」であり、現在も多くの未確認空中現象(UAP)に関する報告を行っている。

※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。

 先日、国防総省AARO長官のショーン・カークパトリック氏とハーバード大学天文学部長のアヴィ・ローブ氏らが共同でUAPに関する論文を発表し、現在査読審査中だ。同論文によると、すでに太陽系内に宇宙人の船、それも大きな母船が存在している可能性について述べられている。

 現在、2人は「太陽系を通過する地球外生命体の母船が、われわれの知らないうちに地球の大気圏に突入して、われわれを調査するために設計された小型の探査機をいくつも放出していたかもしれない」という説についても検討しているようだ。

 ローブ氏は「Live Science」に対し「 (恒星間天体の接近や衝突は) 人工的な星間物体が地球に接近する際に多くの小型探査機を放出する『親機』になる可能性を考えさせた。これはわれわれがNASAのミッションで行っているのとあまり変わらない運用構成である。まるでタンポポの種のような小型探査機は、太陽の潮汐重力や操縦能力によって親機から分離される可能性がある」 と語る。そして前述したの論文の中で、両者は「これらの探査機が天文学者に発見されることなく地球に到達し、大気圏に突入する可能性がある」と示唆している。

 また、宇宙空間を長距離移動した際にかかる時間を考えると、太陽系に接近してきた母船を送り出した地球外の文明が既に存在しなくなっている可能性もあるという。そんな故郷を亡くした宇宙人が地球に来たらどうなるのか。おそらく地球が植民地されるだろう。彼らの警告にはそうした危惧も含まれている。

参考:「Daily Star」ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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