メキシコの市長が「ゴブリンの遺体」を発見したと発表!
メキシコにて、現場作業員が「ゴブリンの遺体」を発見したと市長がソーシャルメディアで画像とともに発表し、地域住民も頭を悩ませているという驚きのニュースが入った。
地元メディアの報道によると、メキシコ中央部のイダルゴ州フスカ・デ・オカンポの町を治めるフランシスコ・マヨラル・フローレス市長が3月、オンライン放送にて発見者と思われる2人の男性と並んで、謎の人型遺体の入った箱を手に持って会見を行ったという。
問題の「死体」は緑がかった灰色で、細い手足を折りたたんでいるように見える。フローレス市長はこの奇妙な死体は使われなくなった倉庫の取り壊しの際に発見されたと説明している。
フローレス氏はビデオの中で「医師や獣医は、これは猫か犬の奇形胎児だと言っている」としながらも、「耳や手が人間のものなので、動物のものではありえない」と主張。この奇妙な死体が何であるかは不明であることを認めた上で、地域に昔から伝わっている妖怪である可能性がある、と推測してみせた。
ラテンアメリカの民話にはゴブリンのような「ドゥエンデ」、あるいは「ナクアル」と呼ばれる小柄で変身する妖怪の伝説が存在している。また、この死体が発見されたフスカ・デ・オカンポは、メキシコ国内でもナクアルやデュエンドのような超自然的な存在の伝説や豊かな民俗学的伝統を多く残している地域のため、メキシコ政府によって公式に認められた「魔法の町」として知られている。そのためフローレス市長は「この町を重要視する文化的・社会的需要がある」と宣言した。
ウスカ・デ・オカンポの町には前述した妖怪専門の博物館があり、現在謎の生物の死体はそこに展示されている。今後は科学的な検査が行われ、正体が明らかになることを期待されているそうだ。
参考:「Coast to Coast AM」ほか
【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】
加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)の記事一覧はこちら
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊メキシコの市長が「ゴブリンの遺体」を発見したと発表!のページです。未確認生物、ゴブリン、メキシコなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで