嵐の中現れたUFOが雲の上で踊る!? 球電現象ではない?=アメリカ

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画像は「YouTube」より

 雷雨の中、謎の光るUFOが2つ、上空をホバリングする様子が飛行機の乗客によって目撃された。その様子は映像にも収められており、ネット上で大きな話題になっている。

 この動画がいつ撮影されたものかはわからないが、今年になってTikTokでUFO関連動画を多く投稿している「UAP_repository」によって公開された。撮影場所はアメリカ・テキサス州上空で、荒天の中2つの発光体がゆっくりと互いの方へ移動していく様子が映し出されている。

 この映像は後にオカルト系YouTubeチャンネル「secureteam10」によっても取り上げられ、さらに注目を集める結果となった。なお、同動画内ではストーム・チェイサー(竜巻を追跡して観測・記録を行う専門家)のザッカリー・ホール氏のツイートが紹介されており、それによると撮影場所は米オクラホマ州とのことだ。このチャンネルを運営するTyler氏は紹介動画にて、「(発光体は)航空機の内部からの反射(※機内灯の反射)ではない」という報告があると主張した上で、発光体がまるで「雲の上で踊っている」ようだと表現している。

 一部の視聴者からは、映像に記録されたのは「球電現象」(雷雨の中で大気中に球状の発光体が出現する放電現象であり、極めて珍しい気象現象)ではないかという懐疑的な意見も寄せられていた。

 しかしTyler氏は球電説を否定、「球電は非常にとらえどころがないものです。私が見た限りでは、空で静止している球状の小さな閃光として発生することが多く、今回のように大きく動き回ることはない 」と述べている。

 果たして、動画に捉えられた発光体の正体は何だったのか。気になる人はぜひ動画を見て考えてみて欲しい。

参考:「Daily Star」ほか

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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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