畑を歩くチュパカブラの姿をドローンが撮影? 家畜の不審死続出、住民に不安広がる=ボリビア

 ボリビアで撮影されたドローン映像に、農作物畑を歩く謎の二足歩行生物の姿が映り込み話題になっている。

 地元メディアの報道によると、この映像は先日オルーロ市付近で撮影されたもの。ドローンが広大な農作物畑の上空を通り過ぎるのだが、その下の地面に「やや腰を落としたような姿勢で二本足で立つ大きめの黒い生物」の姿が映っていたのだ。人間とも動物とも違うシルエットを持つこの生物が気になるところだが、どうやらドローンを操縦していた人物はこの奇妙な生物に気づかなかったようで、残念ながらドローンは生物に近づくこともなくそのまま飛び去ってしまった。

畑を歩くチュパカブラの姿をドローンが撮影? 家畜の不審死続出、住民に不安広がる=ボリビアの画像1
画像は「YouTube」より
畑を歩くチュパカブラの姿をドローンが撮影? 家畜の不審死続出、住民に不安広がる=ボリビアの画像2
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 果たして、動画に映った生物は何だったのか。この地域に住むカルラ・フローレスさんは「犬のように見えるが、背中の方にこぶがある」と観察し、これらの特徴から考えると中南米を中心に目撃されているUMA(※)の「チュパカブラ」に酷似していると述べている。彼女以外にも動画を見た人たちからチュパカブラが映っている、とする声は多い。チュパカブラではないかと疑われている理由の1つは、オルーロ市で以前牛やラマ、アルパカが全身の血を抜かれた、不可解な死体で発見されるという事件が続発していたからだ。そのため、この映像を見た地元の農家を中心に吸血UMAのチュパカブラではないかという声が上がったのだそう。

(※) UMA(ユーマ、Unindentified Mysterious Animal)とは未確認生物を意味する和製英語。未確認生物とは何世紀にもわたって語り継がれてきた物語や伝説に登場したり、また、今日でも目撃例があるが実在が確認されていない生物のことだとされている。物語、伝説、噂話などで語られる生物であるため、科学的な対象ではなく、“オカルト”に分類される。英語圏で、未確認生物はCryptid (クリプティッド)と呼ばれ、これを研究する学問はCryptozoology(クリプトズーロジー、暗号生物学)と呼ばれるのが一般的。

 また、この映像を見た農家の人たちの中には、チュパカブラが自分の農場の近くや敷地内にいるかもしれないと思って家畜の放牧を控えたり、チュパカブラの姿を見ることができるかもしれないと家の周りにライトを設置する人もいるという。

 もちろん、映像を見た人の中には動画が鮮明でないため、この生物がチュパカブラだとは断言できないという懐疑的な意見も存在している。果たして、ドローンが記録していた生物の正体は何なのか。気になる人は動画を見て考えてみてほしい。

参考:「Coast to Coast AM

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

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文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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