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エリア51でケンタウルス誕生へ！「2858年から来たタイムトラベラー」が新たな予言を公開

2023.07.13 12:30 文＝勝木孝幸（ミステリーニュースステーションATLAS編集部）

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エリア51でケンタウルス誕生へ！「2858年から来たタイムトラベラー」が新たな予言を公開の画像1 — 画像は「Getty Images」より

　トカナ及びアトラスでは、これまでにも多数の予言者やタイムトラベラーを自称する人々の予言を紹介してきた。予言というとどうしても天変地異や戦争、終末予言が多くなるため、内容も暗いものが多くなりやすい。しかし、先日「2858年から来たタイムトラベラー」を自称する人物が「今年、科学者が人間の寿命を延ばす秘訣を発見する」と主張。その他の予言も興味深いものが多かったため、大きな反響を呼んでいる。

　タイムトラベラーを自称しているのはTikTokユーザー「@darknesstimetravel」。彼はこれまでにも未来の出来事に関する突飛な予言を何度も投稿しており、12000人以上のフォロワーを獲得している。そんな彼は今年3月の動画で、「今年起こるという5つの出来事」を紹介した。少なくとも2月～5月の予言に関しては、今のところ的中しているとはいえない状況ではあるが、彼はへこたれることなく、さらなる「今年起こる出来事」を予言している。一部重複している予言もあるが、新たに追加されたものもあるので紹介したい。

8月19日：科学者チームがパラレルワールドへの扉を誤って開いてしまう。彼らは政府の極秘プロジェクトに取り組んでいたが、それは大失敗に終わる。

8月26日：マリアナ海溝で4匹のメガロドンが発見される。他にも絶滅した古代種がさらに多数発見される。

9月22日：エリア51で最初のケンタウルスが誕生。これは統合に成功した最初の種であり、ネズミ、カバ、シカなど、さらに多くの種のキメラ生物が誕生する。

9月30日：エリア51で動物と人間の統合プロジェクト第1段階が完了。翌週からフェーズ2が開始され、人間とロボットが統合される。そしてフェーズ3に続いていく。

　果たして今回の予言は本当に的中するのだろうか。いずれも本当に起きるのであればなかなか興味深い出来事ばかりだが、前回のこともあり視聴者の中でも本当に的中するのか議論になっているようだ。

　ちなみにこれまでに外した予言は以下だ。

4月2日：酸素の代わりとなり、寿命を延ばすことができる新元素が発見される。

5月13日：月が明るいピンク色になり、それを見ると失明してしまう。

6月16日：有名な有名人が、自分の死を偽装していたことを明らかにする。

7月2日： 6人が太陽からの珍しいエネルギーにより超自然的な能力を得る。

　近年、未来人を自称する人物はかなり増えたが、元祖未来人といえばジョン・タイターだろう。2036年から来たという彼は、2000年にネット上に現れ、さまざまな予言を書き込んだ。「第二次湾岸戦争」「中国の宇宙進出」「新ローマ教皇誕生」などが的中したといわれているものの、米国に住むコンピュータ科学者らによる創作だったことが明らかにされている。つまり元祖未来人からして偽物だったのである。

　しかし、ジョン・タイターの話は設定が細かい上、節度があった。たとえば、60年以上のタイムトラベルは世界線のズレが大きく、異なる世界になってしまうと彼は述べていた。今回の2858年から来たタイムトラベラーは800年以上先の未来から来たことになるが、未来人目線から見ると、もはや彼がいた世界とこの世界はまったくの別物だろう。それでは彼の予言が当たらないのも無理はない……のかもしれない。

　2023年に生きるわれわれからすると、835年前は1188年。ヨーロッパは神聖ローマ帝国、日本は鎌倉時代だ。そんな時代にもしわれわれがタイムトラベルしてもその時代に起こったことなどほとんどなにも知らないのではないだろうか。「@darknesstimetravel」は歴史好きなのか？　しかも800年前の古い言語に精通しているのだから、マニアか専門的な研究者かもしれない。われわれから見ると、800年前の英語はシェイクスピア（1564~1616）以前の英語であり、後期古英語・中英語と呼ばれるものだ。言語が時代とともに変化することを考えると、2858年の英語は現在のそれとはかなり異なっているはずだ。

　自称タイムトラベラーの荒唐無稽予言が当たることは万に一つもあるのだろうか。

参考：「Daily Star」ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS（アトラス）」からの提供です】