【10/9(月)迄】人気怪談師たちが“今まで世に出せなかった”極上の怖い話を披露!『裏・初耳怪談』アーカイブ映像配信中

 9月2日(土)夜、東京・有楽町のヒューリックホール東京にて、テレビ大阪で毎週月曜深夜24:30〜より放送中の人気番組『初耳怪談』のスピンオフ企画『裏・初耳怪談2023〜テレビでもYouTubeでも聞けないヤバい話〜』が開催された。

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後列左より、響洋平、うえまつそう、あとちゃん(スモーキードライ)、ガンジー横須賀 前列左より、松原タニシ、たっくー、やついいちろう、角由紀子、島田秀平、ぁみ、牛抱せん夏、大赤見ノヴ(ナナフシギ)、吉田猛々(ナナフシギ)

 当番組は、”視聴者から募集した、まだ誰も聞いたことのない初耳怪談を、島田秀平を筆頭とした人気怪談師たちが一発撮りで披露する。「失敗できない」緊張感と「初めて耳にする」新鮮さを持ち合わせた全く新しいコンセプトの怪談番組。(『初耳怪談』公式HPより引用)”として、「TVer」でも配信しているほか、ディレクターズカット版をYouTubeチャンネル『初耳怪談』に公開するなど、関西ローカルという枠に留まることなく、全国的に根強いファンを持つ人気怪談番組である。

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初耳怪談』公式HPより引用

 盛況のうちに幕を閉じた昨年のイベントに引き続き、2回目となる今年の『裏・初耳怪談』はイベント会場を拡大して開催。空前の怪談ブームと呼ばれて久しい昨今、テレビのコンプライアンスやYouTubeの規約などのしがらみに捉われず、今まで世間に出回ることのなかった極上の怪談が人気怪談師たちによって披露されるということでチケットは即日完売。会場には、前代未聞の800人超の怪談ファンが詰めかけた。

 実話怪談の性質上、地名等の固有名詞が登場するため、本イベントで語られる怪談はすべて口外禁止&撮影厳禁! オカルトメディアとして特別に取材許可が下りたので緊急レポートをお届けしたい。

とある報道機関の通信部で受け継がれていた”いわくつきの古銭”

 開始時刻になり、幕が開けるとステージ中央に佇む島田秀平が「9月に入りましたね。まだ暑い日が続いております。今日はね、全国でこの会場がいちばん涼しい場所になると断言いたします!」と開演の挨拶を述べる。

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開演の挨拶をする島田秀平

 続いて、「では早速レギュラー陣をお呼びしましょう」と掛け声とともに、ナナフシギ・大赤見ノヴ、ナナフシギ・吉田猛々、たっくー、 松原タニシ、牛抱せん夏、響洋平、ガンジー横須賀、 スモーキードライ・あとちゃん、新型コロナ感染によって急遽出演キャンセルとなった川口英之に代わってうえまつそうが登場。

 満員御礼の客席を前にして、吉田猛々が「これだけの目で見つめられると、やっぱ緊張しますけど高揚してきますね。頑張ろうという気持ちになってきます」と意気込みを語る一方、牛抱せん夏は「空いてるところも満席になってるみたいなので……。ギュウギュウになって、通路のほうもいっぱいいだなぁ」と意味深な発言。

 同時生配信も行われ、視聴者へのコメントを求められたガンジー横須賀は「カメラの向こうのみんな見てるか? 俺は見てるぞ! 今日はね、前代未聞の恐怖がここで行われる。もし何かあったら大変だ、そんな時はポゼだぞ。いいか、ピンポーイント!」と独特の決め台詞で会場を盛り上げる。

 スペシャルゲストのやついいちろう、ぁみ、角由紀子もステージ上に姿を表し、これからどんな怖い話が語られるのか、観客の期待も頂点に達した頃、気合十分の吉田猛々による、とある報道機関の通信部にまつわる怪談が披露された。

 通常、テレビ局や新聞社は地域情報を発信するための通信部を各県に設置しているのだが、ある地方都市に配属された記者・Aさんの死を発端に、後任の人々の身に次々と不幸が降りかかるようになったという。彼らの共通点といえば、Aさんが仕事で使用していたカメラを所有していたこと。なんとカメラケースの中には、カメラとともに大量の古銭がしまわれていたようで……。

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堂々のトップバッターを飾った吉田猛々

 序盤から後味の悪い話に圧倒されて、静まり返った会場の沈黙を切り開くかのように、やついいちろうが「俺んちにもあるんですよ、すごい古いお金いっぱい……」と話し始める。

 やつい氏といえば、スケジュールの都合によって今回はイベントに出演することができなかった当番組のレギュラー・松嶋初音の夫でもある。島田秀平が「初音ちゃんがいるから守ってもらえてる可能性があるかも」と言うと、「いやいや、あの人は持ってくるばかりですから……」と、つい最近も夫婦でホラーイベントを訪れた際にやつい氏の体調が急変する出来事があったことを告白。後日、アナフィラキシーを発症し、入院する事態にまで至ってしまったというから恐ろしい。

ある駅のホームで目撃された女の霊の恐ろしい目的…

 次は島田秀平が怪談を披露することに。ところが、ここでアクシデントが発生する。突然、島田氏が倒れ込んだかと思うとブリーフ姿に……。

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怪談イベントで出演者が総立ちになるという貴重な一幕も

 実は本番前まで楽屋で倒れ方を練習していたらしく、誰も気に留めてくれたなかったが、唯一、牛抱せん夏だけが「秀平さん、老化ですか……?」と島田氏の体調を気遣ってくれたとか。

「もう無理じゃん! この流れで怪談なんて……」とぼやきつつもさすがは人気怪談師、照明が暗転した途端に表情が一変。「今日電車で来られたって方、どれぐらいいらっしゃいます? ほとんどそうですよね。ぜひね、じゃあ今日の帰り、そしてまた明日から電車を利用する際に覚えておいてほしいなという話を今日は紹介したいと思います」と、今から数年前、ある駅の4番線ホームで実際に目撃された霊にまつわる怪談を語り始める。

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赤い服を着た女の霊が、電車を待つサラリーマンの背後にぴったりとくっついていたという…

 続いて、イベントならではのスペシャル企画として『体調が悪くなる 本当にヤバい写真』のコーナーへ。

 まずは、響洋平が知人から「心霊写真ですかね…?」と言って送られてきたという集合写真を公開。”事故物件住みます芸人”としてお馴染みの松原タニシは、白骨遺体のみ回収された状態の物件を借りた際、遺体が発見されたと思われる場所に大量に散乱していた土で、野菜を育てて食べた話をフリップ芸のように淡々と披露する。

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スペシャル企画として心霊写真コーナーも!

 なかなかの絵面に写真が切り替わるたび、客席からは悲鳴にも似た驚きの声が上がっていたが、この後さらに会場が騒つく衝撃のオチが明かされる…。同じく松原氏による、心霊現象が頻発する廃墟で発見された元居住者のものと思われる手記にまつわるエピソードも必見の内容になっている。

 最後は、島田秀平が心霊スポットで撮影された写真を紹介。一見すると、カメラの前でピースする男性が映っている何の変哲もない写真なのだが、画質を上げると……。なんと、暗闇の中にとんでもないものが映り込んでしまっていたという。

 牛抱せん夏は昭和20年代にとある田舎で、周囲の大人たちから「この神社にだけは絶対に入っちゃいけないよ」と言われていた神社でいたずらをしてしまった男の子の話を披露。その男の子とよく遊んでいたきみこさんという女性から聞いた体験談なのだそうだが、物語は意外な歴史上の人物に繋がり、予測不能の展開を見せる。

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牛抱せん夏 予測不可能な急展開から目が離せなくなること必至!

 牛抱氏の話が終わると、うえまつそうは「ものすごいお話だったんですけど、せん夏さんがお話されている時に反響するじゃないですか。反響のなかに『うん……』っていうなんか、頷いた声がしてたのはなんですかね?」と発言。会場に緊張が走った瞬間でもあった。

 4人目となる響洋平は、曽祖父の代から伝わる「絶対に川に近づくな」という掟に従って暮らしているKさんから聞いたという怪談を語る。なぜ曽祖父がこんな奇妙な遺言を残したのか、理由を探っていくうちに、曽祖父が戦時中、原子爆弾が投下された爆心地近辺に住んでいたことが判明して……。

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戦争の悲惨さを伝える怪談を披露する響洋平

 この話を受けて、角由紀子は「重いお話だったんですけれども、当時の状況をどういうふうに伝えていくかというなかで、『あ、なるほど怪談があるんだ』っていうことにもちょっと気づいたんですよね。体験者の本当の思いが、そういうふうに宿るというか。それを伝えていくことによって、もう一度、我々がリアルに受け止めることができるという非常に貴重なお話だったと思います」と感想を述べる。

 そして、2つめの企画として『身の毛もよだつ 本当の人怖』のコーナーへ。たっくーは数年前にバーで知り合った男性にまつわる恐ろしい体験談、角由紀子は「人間の興味ってもう果てしないという話なんですけど…」と言って身体改造に関するエピソードを披露する。

会場では怪奇現象も……? 聞き手に障りがある超危険な怪談

 イベントも終盤に差し掛かり、ここでスペシャルゲストのぁみもステージ中央の舞台に登壇し、過去にとある番組の企画で収録していたところ、突然スタッフが嘔吐し始め、お蔵入りになったという危険な怪談を語り始める。

 聞き手に障りがある話として、長年人前で話すことを控えていたそうだが、当番組スタッフの「それいきましょう!」というゴリ押しによって披露することになったようで……。

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ぁみが怪談を語っている最中、客席からはチラホラと咳き込む音が…

 今回のイベントでトリを飾った大赤見ノヴは、大学生の頃、実習のために精神病院でAさんという三十代の男性患者を担当していたという女性から聞いた話を披露する。

 話し上手なAさんは、いつもその女性に面白い話を聞かせてくれていたそう。話の最後に決まって「この話、全部嘘なんですけどね」と言うのが気にはなったものの、誰も傷つけない内容で、彼女も毎回楽しく話を聞いていたという。

 しかし、実習最終日はいつもと様子が違って、最初に「この話、嘘なんですけど……」と言ったあと、悍ましい自身の過去について話し始めるのだった……。

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大トリを務めた大赤見ノヴ

 玉珠の怪談の数々が披露された本イベントだったが、ラストを飾るのにふさわしい極上の怪談にやついいちろうも「本当に最後、嫌な気持ちになった……。最後すごいやっぱりグッときちゃいました」と苦い顔で正直な気持ちを吐露。

 最後は、うえまつそうによる「最近、聞いた話でみなさん気をつけてほしいんですけども、立ってる人がちょっと踵が浮いてたらその人は取り憑かれてるって言われてる。あの世から来た人がつま先で相手の踵に入っていくんですって。で、それで歩かせるって言われるので、今日もし駅のホームとかでちょっと踵が浮いてる人がいたら気をつけていただきたい」という注意喚起で本イベントは締め括られた。

9月2日に開催された『裏・初耳怪談2023〜テレビでもYouTubeでも聞けないヤバい話〜』
現在アーカイブ動画が絶賛配信中!【10/9(月)迄】人気怪談師たちが今まで世に出せなかった極上の怖い話を披露!『裏・初耳怪談』アーカイブ映像配信中の画像12

【販売期間】~10/9(月)23:59まで
【視聴期限】~10/10(火)23:59まで

視聴チケットのご購入は「チケットぴあ」へ

【視聴に関するご不明点は下記をご確認ください】
PIA LIVE STREAMサイト ヘルプ https://pia-live.jp/help

本公演は動画配信プラットフォーム「ULIZA(ウリザ)」を使用した配信公演となります。
ご購入前に必ず推奨環境にて視聴が可能かご確認ください。

文=浅香麻亜弥(トカナ編集部)

1993年生まれ、東洋大学インド哲学科卒。不思議なこととお酒と猫が好き。アンダーグラウンド・カルチャーにまみれながら、日々修行中。 TOCANA|UFO、心霊、予言など未知の世界の情報を発信、好奇心と知的欲求を刺激するメディア
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