ペニス増大手術を受けた男性、逆に短くなって医師を訴える
大きく立派にするはずのモノがこともあろうに縮んでしまった――。ペニス増大手術を受けた男性が逆に縮こまってしまった我が分身に医師を訴えている。
■ペニス増大手術で逆に縮んでしまい医師を提訴
身体の場所が場所であるだけにどうしても納得がいかないようだ――。
トルコ・テキルダーの裕福な銀行家、イルテル・トルクメン氏はペニスの長さと周囲を大きくするはずの手術を受けたが、最終的にペニスを縮小させてしまったハルク・ソイレメス医師に対し、1万6500ドル(約240万円)の賠償金を求めて訴えを起こした。
トルクメン氏は医師が長さと周囲の両方を3センチ増やすと約束したが、2度の手術の結果、当初よりも1センチ小さくなったと主張している。トルクメン氏の弁護士らは第一審の民事裁判所の裁判官に対し、銀行家の男性は耐え難い痛みに耐えなければならず、そのせいで1カ月間まともに歩くことができず、性器が短くなり深刻な傷跡が残ってしまったと説明した。
提出された文書によるとトルクメン氏は彼は2022年1月にソイレメス医師の診療所で最初の陰茎拡大手術を受けた。回復中にトルクメン氏は出血を経験し、そのことを医師に報告した
ソイレメス医師は症状をを診察した後、二度目の手術が必要と判断して行った。
二度目の手術でトルクメン氏の症状はさらに悪化した。トルクメン氏はひどい痛みを経験し、まともに歩くことが困難になったのだ。痛みが治まった後も、性器には消えることのない傷跡が残り、以前よりも短くなったという。
トルクメン氏は、もともと12センチのペニスを3センチ増やすことを夢見ていたが、ソイレメス医師の手術により11センチに縮んでしまった事実を嘆いている。 ソイレメス医師はこの主張に異議を唱え、トルクメン氏の陰茎は最初から長さ11センチだったと主張した。医師は性器の増大が失敗したことは認めているが、自分は何も悪いことはしていないと主張している。
ソイレメス被告は法廷で「私が行った手術には何の落ち度もなかった」と述べ、手術後の患者の陰茎の長さや周囲の長さについては一切約束しなかったと付け加え、不当な金銭的補償を求めたとして告発した。
この奇妙な裁判は現在も進行中であり、この件についての地元マスコミのコメント要請にどちらの当事者も応じていない。
日本でも30代の男性が男性生殖器に対して、人工のフィラ―(充填物)を注入する美容整形手術を行ったところ性器が壊死したという悲惨な事例が報告されているが、医療技術が発達した今日でも美容整形にまつわるトラブルはなくなることはない。トルクメン氏の訴訟がどのような顛末を迎えるのかわからないが、手術からの回復に加えて法廷で人生の貴重な時間を浪費することになるのはやるせない限りである。
参考:「Oddity Central」ほか
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