恐竜と人類が共存していた!? 地球史を根底から覆すかもしれない古代遺物5選!

■3万3500年前のトリケラトプス?

 博物館などで化石の骨が展示されている種類の恐竜は約6600万年前に起こった地球上の大量絶滅で姿を消したといわれている。この時の大量絶滅の引き金になったのは地球への隕石衝突だとする説が有力で、恐竜を含め生物種の75%が絶滅したともいわれている。

 しかし、ここに解けない謎がある。米・モンタナ州ドーソン郡で2012年に発掘されたトリケラトプスの角を放射性炭素年代測定にかけたところ、たった3万3500年前のものであったのだ。これば我々の祖先である古代人がすでに存在していた年代である。

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Ancient Code」の記事よ

 このトリケラトプスの角は現在、モンタナ州グレンダイブにある恐竜の化石の博物館「Glendive Dinosaur & Fossil Museum」に保管され、今なお我々に謎を投げかけている。はたしてトリケラトプスが人類と共存していた時代があったのか?

 人類が恐竜と一緒に生きていた時代が存在したとは考え難いが、そもそも人類の古代からの文明にはドラゴン、サラマンダー、クラーケンといった想像上の生物の描写が数多く残されている。古代の人々はこれらの動物を想像だけで創りあげたのだろうか。

 我々の祖先とマンモスが同じ時代に生きていたことは知られているが、一部の恐竜も人類と生を共にしていた時期があるのだろうか。ここはひとつ、想像の翼を大きく広げてご覧いただきたい。古代文明においてはこれほどまでに、恐竜の存在を暗に匂わせる描写があるのだ。その一例を紹介したい。

■タ・プローム寺院(カンボジア)

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 カンボジアのアンコール遺跡群と呼ばれる12世紀末に建立された多くの遺構群に中にタ・プローム寺院がある。この寺院にステゴサウルスに極めて良く似た飾り彫りが刻まれている。

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ステゴサウルス 画像は「wikipedia」より

 今日の我々は化石からステゴサウルスの姿を知ることができるが、12世紀のクメール人たちがステゴサウルスを知っていたとは考え難い。伝承が可能な範囲のその昔、クメール人の先祖が実際にステゴサウルスを目にしていたとするなら……。


■ブロワ城(フランス)

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 フランスのロワール=エ=シェール県にあるブロワ城は15世紀に建立された荘厳な建築物だが、内装を彩るタペストリーの中に、ドラゴンや恐竜を彷彿とさせる描写がある。中国の竜の伝説の影響かもしれないが、もし恐竜だとすればドラコレックス・ホグワーツィアにきわめてよく似ている。

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画像は「Wikipedia」より

■ナスカの織物(ペルー)

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“ナスカの地上絵”で有名なナスカだが、この地で紀元前700年前後に生産されたと見られる織物に恐竜の姿が描かれている。

■イカ・ストーン(ペルー)

By BrattarbOwn work, CC BY-SA 3.0, Link

 1961年にペルーのイカ川で発見されたというイカ・ストーン(Ica stones)の数々は1万3000年前のものとされ、石の表面には恐竜と思われる動物の姿が数多く描かれている。
その中にはトリケラトプスそっくりの恐竜の姿もある。

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画像は「Wikipedia」より

 恐竜のほかにも電磁気エネルギーの描写や、ピラミッド、宇宙旅行、双眼鏡で星を見ている男性、古代の岩石学の研究の様子、そして1300万年前の地球の地図が描かれているといわれている。1万1000点以上もあるというこのイカ・ストーンの多くは模造品であるという指摘も多いのだが、その原型となっている本物があるともいわれている。

■ネイティブアメリカンの岩絵(アメリカ・ユタ州)

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「Ancient Code」の記事より

 アメリカ・ユタ州にある自然に形成された“橋”として多くの見物客が訪れる「Natural Bridges National Monument」にはネイティブアメリカンの遺跡があり、そこの岩絵(ロックアート)にはアルゼンチノサウルスとおぼしき恐竜の姿が描かれているのだ。

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アルゼンチノサウルス 画像は「Wikimedia Commons」より

 全長40メートルにも及ぶ史上最大級の陸上生物であるアルゼンチノサウルスは、約1億1200万年前~約9350万年前にアメリカ大陸に生息していたことが確認されているが、その一部はもっと最近まで存続していたのかもしれない!?

 恐竜の絶滅において、そのすべてが同時期ではないとすれば、ひょっとすると種によってはしぶとく生き延びたグループもあったのかもしれない。そしてその姿が我々の祖先に目撃されていたとすれば、ドラゴンやグリフォンなどは純粋な想像の産物ではない可能性も!? ともあれ人類と恐竜が共存していたとすれば地上はどんな様相を呈していたのか想像してみるのも一興だろう。

参考:「Ancient Code」、ほか

 

※当記事は2017年の記事を再編集して掲載しています。

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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