ロズウェルで発見された“純度100%”のアルミニウムはUFO墜落の証拠か!?
史上最大のUFO事件である「ロズウェル事件」の謎に迫る有力な物証となるのか――。1947年の墜落現場で特殊な金属片が発見されている。
■墜落現場で発見された純度100%のアルミニウム
UFO研究にも熱心なアメリカの地質学者フランク・キンブラー氏は、1947年に奇妙な物体が空から落ちてきたことで有名なニューメキシコ州ロズウェルの町の周辺地域を2010年から金属探知機で捜索している。
当局の公式見解では墜落したのはソ連の核兵器実験を監視する秘密の軍用気象観測気球である。しかしほとんどのUFO研究家や一般人はそれに疑問を感じているといっても過言ではない。そしてあまりにも多くの疑惑こ包まれたこの一件は「ロズウェル事件」と呼ばれることになった。
軍が回収した残骸と破片などの物理的証拠の詳細は未だに公表されていないのだが、フランク・キンブラー氏は14年にわたる捜索で現場近くから20個以上の珍しい金属片を発見しているのだ。
これらの金属片のほとんどは爪ほどの大きさしかない小さいものだが、化学分析により、100%純粋なアルミニウムであることが判明した。キンブラー氏によればこの破片はロズウェル近郊の野原にあるアリ塚から掘り出したものだという。
こうした純粋なアルミニウムは自然界には存在せず、人工的な合成は可能だがきわめて高価であり、コンピュータのハードディスクの部品や、人工衛星の部品などきわめて限定的な分野でしか使われていないということだ。1947年の気象観測気球にこの純アルミが使われていたとは考え難い。
アリは金、銅、ニッケル、青銅などの鉱物の小片をアリ塚に持ち込むことで知られているのだが、キンブラー氏は発見した奇妙な破片のすべてがUFOのものではないことも認めている。一部は観光客が残した単なるゴミである可能性も十分にある。しかし中には「非常に興味深い」ものもあるかもしれない。
キンブラー氏のサンプルを検査したテキサス州 オースティンの「セリウム研究所(Cerium Labs)」の主任科学者トム・ホサイン氏は、このアルミニウム片は純度が珍しいだけでなく、さまざまな産業で使用されている工業用アルミニウムとも異なると述べた。ホセイン氏はまた、この破片は合金ではなく、純粋なアルミニウムであると断言している。
当時の軍の記者会見では気象観測気球の一部であるアルミ箔の破片のようなものが公開されて報道写真にも収められているが、もしもキンブラー氏が発見したアルミニウム片がこの「アルミ箔」の一部であれば、この気球は莫大なコストをかけて作られていたことになる。気球に純度100%のアルミの部品を使うことなど、普通に考えてあり得ないことだ。
UFO研究者のアンソニー・ブラガリア氏によると「ロズウェル事件」の目撃者40人以上が、現場に飛散していた金属のような破片は折り曲げられたり物理的に変化したりしても元に戻る“形状記憶”の性質を持っていたと話している。
ブラガリア氏はこの件に関し2021年に情報公開法(FOIA)の請求により、アメリカ国防情報局(DIA)から150ページを超える文書を入手することに成功しているのだが、「報告書の詳細の多くは編集されているが、これらの技術は、人類が知る既存のあらゆる素材の特性を文字通り飛躍的に超えるものだとわかる」と自身のブログで言及している。
「受け取った文書に基づくと、回収された破片は他の並外れた能力を示しているようです。曲げたり押しつぶしたりしても元の形を“記憶”するだけでなく、これらの未来的な素材の中には、物を見えなくしたり、電磁エネルギーを“圧縮”したり、さらには光速を遅くしたりする能力があります」(ブラガリア氏)
はたしてこの金属片は地球外由来のものなのか。今後も現地で同様の金属片が発見されるのか。あるいは地球上には存在しない金属や素材が見つかることがあるのか、引き続き注視していきたい。
参考:「Anomalien.com」、「Irish Star」ほか
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2024.10.02 20:00心霊ロズウェルで発見された“純度100%”のアルミニウムはUFO墜落の証拠か!?のページです。UFO、墜落、ロズウェル事件、金属などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで