最先端の“ヤバい都市伝説”がここにある!『コヤッキースタジオ』が届ける「シンジラレナイマガジン」とTOCANAがコラボ!山野編集長インタビュー

 世界中に溢れる都市伝説を紹介する大人気YouTubeチャンネル『コヤッキースタジオ』。登録者数は130万人を超え、都市伝説好きなら知らぬ者はいない超人気YouTubeチャンネルだが、そんなコヤッキースタジオが、実はYouTubeでは紹介できないような“濃い都市伝説”を紹介するWebマガジン『シンジラレナイマガジン』を立ち上げているのはご存知だろうか。

 2024年4月に立ち上げられたシンジラレナイマガジンでは、年々厳しくなるYouTubeの規制にとらわれず、まさにシンジラレナイ都市伝説の数々を紹介している。著者にはコヤッキースタジオのコヤッキー氏、とーや氏の二人はもちろん、吉本興業所属の霊視芸人シークエンスはやとも氏、裏社会などに詳しい彩図社書籍編集長であり作家の草下シンヤ氏ら、名だたる人物が連なる。

 今回はTOCANA&シンジラレナイマガジンのコラボということで、シンジラレナイマガジンを束ねる編集長、山野氏にシンジラレナイマガジンを立ち上げた経緯やコンセプト、扱う都市伝説、陰謀論などについて語ってもらった。なお、シンジラレナイマガジンでは、TOCANAを代表して廃墟&樹海探検家の栗原亨氏による激ヤバな記事が掲載されているので、是非チェックしてみてほしい。

幽霊などいない、しかし「ナニカ」は確実に存在する―シンジラレナイマガジン

 

――今や絶大な人気を誇るコヤッキースタジオが新たな挑戦として始められた「シンジラレナイマガジン」ですが、どういった経緯で始まり、山野さんが編集長になられたのでしょうか。

山野編集長(以下、山野):僕は元々都市伝説が好きで、コヤッキースタジオの動画もいちファンとして全部見ていました。そして去年、動画に流れてきたスタッフ募集に応募してみたら通ったんです。それ以前はフリーランスでeスポーツキャスターをやっていました。今も続けているんですけど、eスポーツの大会はほとんどが土日なので、仕事のオファーも土日に集中してしまうんです。そうなると仕事の量も決まってきてしまうので、どうしようかな、と思っていた時にたまたまコヤスタの応募があったという感じですね。

 採用された後、何を担当するかという話になった時に、社内ではメールマガジンのようなテキスト型の有料サービスをやってみたいというのがあって、それを僕が担当することになったのが最初の経緯です。

――サイト名にマガジンが付いているのはその流れなんですね。

山野:当初はメールマガジンをやろうとしていたんですけど、今の時代、あまりメールマガジンが読まれていないということがわかって、それならWebマガジンにしたほうがいいんじゃないの?という形で今のスタイルになっていきました。

――シンジラレナイマガジンでは都市伝説をメインに扱っているのですか?

山野:都市伝説と言っても定義は色々あるので、かなり広いレンジでやらせてもらっています。コヤッキースタジオのYouTubeの内容は、昨今の規制もあって、ある程度ジャンルが絞られてきたところもあるので、シンジラレナイマガジンではジャンルを絞らず広くやっていきたいなと思っています。

――幅広い“濃い”都市伝説が読めるということですね。ちなみに現在はどなたが記事を書いているのでしょうか。

山野:僕とコヤスタの二人以外だと、連載を書いてもらっているのは、草下シンヤさん、シークエンスはやともさんのお二人です。草下さんには裏社会の都市伝説を、はやともさんには心霊系の話題を書いていただいています。草下さんの裏社会の話題はヤバすぎますし、はやともさんの記事は心霊だけでなく人間の本質に迫るものもあって、どちらも非常に面白い連載になっています。

 スポットで特集記事を書いてもらった方だと、今回の栗原亨さん、世界ミステリーchさん、森 由里子さん、宇佐和通さん、MATTさん、それからコヤスタのYouTubeにも出ている政府関係者Aさんにも書いてもらっています。インタビュー記事ではLove Me Doさん、ヤースーさん、中野友加里さんに話を伺いました。どなたも本質を捉えるような話をしてくださって、とても面白い記事になっているので是非読んでほしいですね。

コヤッキースタジオの二人も連載中!

――強そうなエピソードを持っていそうな方ばかりですね。コヤスタのお二人、そして山野さんはどのような記事を書かれているのでしょうか。

山野:コヤッキーととーやに関しては、特に決まったジャンルというのはなくて、幅広く書いてもらっています。コヤッキーに関しては交友関係が広いので、色々な業界の関係者から拾ってきた情報を書くことが多いですね。逆にとーやは自分で調べるのが得意なので、集めた情報で陰謀論なんかを浮き彫りにして、物事の本質を突くような記事を書いています。コヤッキーの記事はYouTubeでのキャラクターのままのイメージなんですけど、とーやに関してはYouTubeでのおちゃらけた感じと違って、かなり硬派な記事を書いているイメージかもしれません。

 僕に関して言えば8割くらいの記事が陰謀論関係です。陰謀論っていうキーワードを聞くと誤解する人も多いと思うんですけど、僕たちは陰謀論の扱いを大事にしています。もちろん鵜呑みにして影響が出てしまう人をケアしないといけないというのはあるので、フラットな立場で「なぜその陰謀論が生まれたのか。どういう背景があったのかといった俯瞰した情報も合わせて伝えることを大切にしています。

――確かに陰謀論は扱いが難しいですよね。

山野:ただ、これはコヤッキーも動画の中でよく言ってることなんですけど、「現実が都市伝説を超えてきた」という部分があると思っています。もちろん全てではないんですけど、陰謀論と言われていたことが現実になっていることもあるので、陰謀論が未来への警告になっているんじゃないか、それを知っておくことによって未来に備えられるんじゃないか、ということを僕たちは理論として持っています。それを誤解なく丁寧に説明できるプラットフォームがほしいよね、という話があってシンジラレナイマガジンに繋がっています。

 あと、シンジラレナイマガジンで扱う陰謀論を動画にしない理由のひとつとして、動画だと話し手が上手ければ、上手いほど、陰謀論を信じてしまうという傾向があると思っています。なのでテキストにすることによって自分のペースでゆっくり読んで、本当なのかどうかを考える余裕を持ってもらいたいという思いがあります。

――コヤッキーさんをはじめ、人気YouTuberのみなさんは本当に話すのが上手いですよね。確かに陰謀論みたいな話題は自分のペースで読めるという部分が重要かもしれません。ちなみに最近注目している陰謀論などはありますか?

山野:直近のコヤッキーの記事(大手メディアが計画する次世代の情報コントロール)は僕がお願いして書いてもらったんですが、先日のトランプ暗殺未遂事件によって、メディアの闇みたいな部分が暴かれてきたところもあると思うんです。権力とメディアの癒着が白日の元に晒されていますが、本当にこのままメディアを信じていいんでしょうか?みたいなところには注目していますね。

 これは結構有名な陰謀論で僕も記事に書いたんですが、ブラックロック、バンガードというアメリカの大手資産運用会社が、Appleやマイクロソフト、Google(アルファベット)をはじめとしたアメリカのグローバル企業の株を多数持っています。この会社はファイザーのような製薬会社の株主でもあり、主要航空会社の株主でもあり、報道機関の株主でもあるんです。そこで何が起こるかというと、例えば「ワクチン打たないと飛行機に乗せません」とした場合、移動のためにワクチンを打たなければならなくなり、製薬会社は儲かりますよね。また、その点に対し、都合の悪い情報をメディアに流さないということもできてしまいますよね。これはあくまで陰謀論であって僕も鵜呑みにしているわけではありませんが、世界がそういった構造であることは知っておくべきなのかな、と思っています。もちろん真実かどうかは個人で調べたりして判断してほしいですが、僕たちが扱う都市伝説はそういうきっかけになるのかなと思っています。

シンジラレナイマガジン編集長:山野氏

――シンジラレナイマガジンでは結構踏み込んだ陰謀論や都市伝説を読むことができそうですね。これからのシンジラレナイマガジンはどうなっていくのでしょうか。

山野:今はライター陣にディープな連載を書いてもらっているので、今後は僕がどんどん新しい企画を立てて幅を広げていくという感じですね。僕個人の連載では実際に色々なところに取材に行きたいと思っています。あとはテーマを決めて自分の好きな人達に記事を書いてもらいたいですね。例えば「あなたの業界に陰謀論はありますか?」みたいなものを色んな業界の人に書いてもらえたら面白いかな、とか考えています。

――ちなみに山野さん含めコヤスタチームはTOCANAを読んでくれていたりしますか……?

山野:僕も含めコヤスタチーム全員TOCANAファンです。TOCANAは手軽に読めるのがいいと思いますし、いつも記事を読ませてもらって「今はこういうのがトレンドなのか!?」とか思ったら自分たちで情報を検索しにいったりしています。あとリニューアルしたTOCANAさんが凄く見やすいという声があったので、真似してシンジラレナイマガジンも背景を白くしました(笑)。

――めちゃくちゃありがたいです!最後にTOCANA読者へのメッセージをお願いします。

山野:シンジラレナイマガジンではコヤッキースタジオのYouTubeでは満足していない人のために、さらにディープな都市伝説を用意しています。TOCANA読者の方でも、もうちょっとディープな都市伝説や陰謀論が知りたいな、と思ったらサイトを覗いてみてほしいですね。

――本日はありがとうございました!


 YouTubeをはじめとしたメディアでは扱うことが難しくなってきた陰謀論だが、シンジラレナイマガジンではフラットな立場をとりつつも陰謀論をはじめとしたディープな都市伝説を紹介している。有料マガジンだからこそ踏み込めるその内容は、未来への警鐘なのかもしれない。是非その目でチェックしてみてほしい。

シンジラレナイマガジン

文=渡邊存瀰

4代目TOCANA編集長
X: @DailyTocana

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