実在の人物や実際に起きた事件が元ネタになった超名作映画5選! 意外すぎる裏話の数々!
今も昔も、映画は大衆を最も惹きつける娯楽の1つ。非現実的と思える映画の中には、実在する人物や実話を題材にしたものも多い。そこで今回は、実際に起きた事件や実在する人物を基に制作された映画5選を紹介しよう。
■イエスマン
2009年に日本でも公開され、“見た後は前向きになれる”と話題になったコメディ映画「イエスマン」。同作は主演のジム・キャリー演じる主人公が「イエス!」と言い続けたことで、人生が好転し始めるという内容を描いたもの。原作者であるダニー・ウォレスが1年間「イエス」と答え続けたことで体験した出来事が、同作の題材になっている。映画の主人公同様「イエス」と言い続けることで、ダニーには素敵な女性との出会いやキャリアの昇進など、素晴らしい出来事の連続だったという。金銭的にはつらい試みだったそうだが、ダニーは毎日の生活に少しの「イエス」を取り入れることをおススメしている。
■ブリングリング
2008年に米国カリフォルニア州ロサンゼルスで起きた、高校生による窃盗事件を題材にした映画「ブリングリング」。2013年に公開された同作は、セレブの豪邸が立ち並ぶハリウッドで、欲望の赴くままに犯罪に手を染める10代の若者グループの姿を描いたもの。セレブに憧れる10代の若者がセレブ宅からブランド物を次々と盗み出した同事件は、ゴシップネタとしても報道され、被害総額は300万ドル(日本円で約3億円)にも上ったという。同作は実際に被害に遭ったパリス・ヒルトンの自宅でも撮影が行われ、また映画内では女優のエマ・ワトソンがセクシーなドレスに身を包みポールダンスを披露したことでも話題を呼んだ。
■ジョーズ
1975年に日本でも公開され、世界中で大ヒットを記録した映画「JAWS/ジョーズ」。“人喰いサメ”の代名詞ともいえる同作は、作家のピーター・ベンチリーの同名小説を映画化したもの。映画内では、米国・東海岸に位置する架空の町アミティの平和な海水浴場に出現した巨大な人喰いサメにより、観光客が次々と襲われる様子が描かれた。同作は完全なフィクションだが、1916年には実際に人喰いサメによる死亡事故がニュージャージー州で起きている。2週間で4人を襲ったサメを捕獲したところ胃からは、人間のものと思しき骨が発見されたという。
■ロッキー
1976年にアメリカで公開され、数々の映画賞の受賞暦もあるボクシング映画の金字塔「ロッキー」。同作はスラム街に暮らすボクサー・ロッキーが、世界チャンピオンであるアポロとリングの上で死闘を繰り広げるというもの。同映画の脚本は、“蝶のように舞い蜂のように刺す”でお馴染みの元世界ヘビー級王者のモハメド・アリと、対戦当時は格下だった元ヘビー級プロボクサーのチャック・ウェプナーが繰り広げた激闘を見たシルベスター・スタローンによって書き上げられたもの。その後スタローンは同作をきっかけに、一躍スターダムへの階段を駆け上がっていく。
■レインマン
1988年に公開された映画「レインマン」は、“名作中の名作”とも名高い感動作。同作は自己中心的な性格の青年チャーリーが、自閉症を患う兄レイモンドとの出会いを通じ人間として成長する姿を描いたもの。作中に登場するレイモンドの役柄は、実際にサヴァン症候群を患った状態で生まれたキム・ピークがモデル。レイモンド演じた名優ダスティン・ホフマンも、役作りのために何度もキムのもとを訪れたという。その結果、見事にレイモンド役を演じきったダスティンは高い演技力が評価され、自身2度目のアカデミー主演男優賞を受賞している。
参考:「LISTVERSE」、ほか
※当記事は2017年の記事を再編集して掲載しています。
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