【ちょっと閲覧注意】医師が衝撃のX線画像を公開…体内に「石灰化したサナダムシの卵」数百個

画像は「Oddity Central」より

 医師が公開したある患者のX線画像が、医療界だけでなく一般社会にも衝撃を与えている。映し出されたのは、患者の下半身に数百個もの石灰化したサナダムシの卵が埋め込まれている様子だった―――。

サナダムシがもたらす驚きの事実

 サナダムシは寄生虫であり、通常は宿主の腸内に寄生して栄養を吸収する。しかし、多くの人が知らない事実として、サナダムシの卵は体内のどこにでも移動する可能性がある。足から脳に至るまで、体内のさまざまな部位に運ばれるのだ。時間が経つとこれらの卵は石灰化し、筋肉や脂肪などの軟組織に留まる場合には大きな脅威にはならない。しかし、脳に到達し石灰化すると「神経性嚢虫症」という命に関わる状態を引き起こす。

衝撃のX線画像が示す事実

 心血管救急および放射線医療を専門とするER医師サム・ガリ氏が、ある患者の骨盤部分を撮影したX線画像を公開した。この画像には、患者の軟組織に無数の白い斑点が確認できた。これらはすべて石灰化したサナダムシの卵であり、患者の下半身に広がっていたという。

 この患者が驚くべきことに、自身が嚢虫症に感染していた事実を知らなかったことも注目を集めている。患者は転倒による股関節の痛みで受診した際、初めてこの状況が判明したのだ。

 ガリ医師はSNSで次のように説明した。「これは嚢虫症という状態で、有鉤条虫(Taenia solium)の幼虫嚢によるものです。これらの嚢は体内のどこにでも移動し、特に腰や脚の筋肉や軟組織に多く見られます」

日常生活に潜むリスク

 石灰化した卵は脳に到達しない限り無害とされるが、体内に数百個ものサナダムシの卵が存在するという事実に、多くの人が戦慄を覚えるだろう。このような感染を避けるためには、生や加熱が不十分な豚肉や魚を避けることが推奨される。

 過去にも、ブラジルのサンパウロの医師が同様の衝撃的なX線画像を公開し、SNSで話題となった。このような事例は、日常の食生活が寄生虫感染のリスクに直結していることを再認識させる。

 サナダムシの感染症は決して珍しいものではないが、その症状が無自覚のまま進行することが多い点は驚くべき事実である。日本ではあまり不安はないかもしれないが、寄生虫によるリスクを最小限に抑えるには、食材の扱いに細心の注意を払うことが重要だ。

 次回、肉を楽しむ際は、その焼き加減や鮮度が、文字通り生死を分けるかもしれないと少しだけ思い出してみてほしい。

参考:Oddity Central、ほか

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