ババ・ヴァンガの恐るべき2025年予言「地震と“世界の終わり”の兆し」

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　TOCANAではもうお馴染み、「バルカンのノストラダムス」として知られるブルガリアの盲目の予言者、ババ・ヴァンガ。彼女が遺した2025年に関する恐ろしい予言の一つが、すでに現実のものとなったのかもしれない。大規模な破壊と壊滅的な地震――そんな不吉な予言が、世界を震撼させる出来事と不気味に重なっている。

2025年の大地震予言、現実となる？

　ババ・ヴァンガ、本名ヴァンゲリヤ・パンデヴァ・ディミトロヴァは、1996年に84歳で亡くなるまで、その驚異的な予知能力で多くの人々を驚かせた。幼少期に視力を失った彼女は、ある激しい嵐の中でその力を得たとされる。彼女は2025年について、壊滅的な地震が起こると予言していた。

　そして今、その予言が現実になったかのような出来事が起きている。先週、タイとミャンマーを襲ったマグニチュード7.7の巨大地震は、3000人以上もの命を奪う大惨事となった。（記事執筆時点）さらに、オセアニアの島国トンガでもマグニチュード7.1の地震が発生し、津波警報が出される事態となったのだ。

　ミャンマー政府は国家的な追悼週間を宣言し、国連は人道危機が悪化する同国への支援として日本円で約1兆1900億円の緊急支援を呼びかけている。現地の病院は負傷者であふれかえり、BBCの報道によれば、街には遺体の臭いが漂っているという。ババ・ヴァンガの予言は、悲しい形で的中してしまったのだろうか。

驚異の的中率と更なる不吉な予言

　ババ・ヴァンガの予言は、過去にも数々の歴史的な出来事を言い当ててきたとされる。アメリカ同時多発テロ（9/11）、ダイアナ妃の事故死、地球温暖化による大規模な洪水など、その的中率は85%にも上ると信じられている。

　彼女が遺した2025年の予言は、地震だけではない。彼女は「残酷な戦争」と世界的な「黙示録（アポカリプス）」も警告しているという。彼女が描写した出来事の一つには、ヨーロッパ本土での紛争が含まれていた。2025年に二つの国の間で新たな戦争が勃発し、その影響は世界中に波及すると予言していたのだ。

ノストラダムスとの奇妙な一致

　興味深いことに、ババ・ヴァンガの2025年に関する警告は、もう一人の有名な予言者、ノストラダムスのそれと奇妙な一致を見せている。16世紀フランスの医師であり占星術師であったノストラダムス（本名ミシェル・ド・ノートルダム）は、その著書『予言集（Les Prophéties）』で数々の予言を遺した。アドルフ・ヒトラーの台頭、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺、新型コロナウイルスのパンデミック、さらには近年の物価高騰まで予見していたとされる。

　ノストラダムスは星の配置を用いて未来を予測したが、約500年前に彼が見た2025年頃の未来像には、ババ・ヴァンガと同様に「ヨーロッパの人々」が「残酷な戦争」に巻き込まれるという警告が含まれていた。気がかりなことに、「古の疫病は敵よりも酷い」と、さらなる災厄を示唆する言葉も遺している。

　時代も場所も異なる二人の予言者が、奇しくも似たような暗い未来を警告している。もちろん、予言は予言であり、必ずしも現実になるとは限らない。ただひとつ確かなのは、私たちはすでに予言された未来の中を生きているのかもしれない、ということだ。

参考：The Mirror、ほか

TOCANA編集部

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