アラスカで大型客船が遭遇した謎の現象―自動観測ロボ「SID-1」で撮影成功した“青白いカプセル型UAP”の記録
★「宇宙現象観測所(Space Phenomena Observatory Center、SPOC)」) の所長兼CEO、北島弘氏がトカナに特別寄稿! 今回は「アラスカで撮影されたカプセル型UAP」について!★
アラスカのミステリー
アラスカは古来より、未確認異常現象の多発地帯として知られている。その神秘に包まれた大地には、無数の謎が横たわっている。中でも、1986年11月17日に発生した、日本航空の747貨物便がアラスカ上空で遭遇した事件は、その最たる例である。この便はパリ発アンカレッジ経由成田行きで、パイロットが目撃したのは、747を遥かに上回る巨大なUAPであった。このUAPは地上のレーダーにも捉えられており、まさに「空を裂く未知の存在」が現れた瞬間であった。
そして最近も、2023年2月11日にアメリカ国防総省が発表した、アラスカ上空での撃墜事件が未公開だが話題を呼んでいる。この事件は、我々がまだ知り得ない宇宙の真実に繋がっているのかもしれない。そして、地下に眠るとされる巨大ピラミッド、天候操作兵器「HAARP」の実験、海底を移動する巨大UAPの衛星からの観測記録、さらには2019年にアラスカ州ヘインズで発見されたUAPの着陸痕跡や、ケチカンで撮影された発光体UAP、マウント・ヘイズに存在すると噂される宇宙人?基地まで、アラスカはその全域で次々と奇怪な現象が報告され続けている。
さらに、ベットルズの空でヘリコプターの操縦士が捉えた複数のUAP、そして宇宙人による多くの誘拐事件、ビッグフットの目撃情報、超常現象の発生が相次ぐ「アラスカ・トライアングル」――このエリアはまさに、超常現象の宝庫であり、未解明のミステリーが無尽蔵に存在している。
最近、アンカレッジでは棒状やロケット状の飛行物体が目撃され、その形状は今回のUAPに類似している可能性がある。このように、アラスカはUAP事件が絶えない地域であり、未知なるものが空や大地に潜む「謎の扉」を開く鍵を握っているのだ。

海から出現した謎の物体
アメリカのアラスカ州で、大型客船の客室から深夜に謎の飛行物体が撮影されるという驚きの出来事が起こった。
青白いカプセル形状の謎の物体が海面から上空に向かって飛行する様子が撮影されている。記録では2019年5月30日午前1時18分にそれは起こった。
その日の夜、客船に乗っていた数千人の乗客たちは、アラスカの美しい夜を船内で思い思いに楽しんでいた。しかし、深夜に何かが起こったことを自動観測撮影ロボットSID-1(しどわん shido-wan)だけが気がついた。SID-1はすぐにその不思議な光景を撮影し記録したのだ。
動画には、深夜の静かな海面に浮かぶ客船の客室から、明るく青白く輝くカプセル状の物体が海面を離れ、上空に急速に舞い上がっていく様子が映っており、非常に異次元的な光景となっている。
物体は明確な形を持ち、周囲の闇を照らし出していた。それは飛行機やヘリコプターのような一般的な航空機やドローンとは異なり、非常に異次元的な光景であったのだ。
後の画像分析の際に地上の明かりや自然現象あるいは船の光の反射によるものだと研究者は仮説をたてた。しかし、そのカプセル形状が放つ青白い光は、一般的な自然現象とは異なった様相を呈していた。また、分析を進めるうちにこれがUAPである可能性を示唆したのだ。カプセル形状や動きは、従来の航空機や飛行物体とは異なり、未知の技術と考えられる飛行能力を持つなんらかの航空機の可能性をも示唆していたのだ。
アラスカ沖でのUFO目撃談が過去にも存在していたことから、今回の事件はますます注目を集めた。アラスカはUFOの目撃が多い地域としても知られており、これまでも多くの目撃談が報告されている。しかし、このような明確な証拠動画を持った記録動画は、過去には存在していない。
映像を元に、専門家や研究者たちはこの謎の物体についての解明を試みたが、結論に至っていない。
この事件は、世界中のUFO研究者や航空専門家の関心を引いている。
このUAPの動画はこちらから、









UAPの大きさと上昇スピードを計算する

今回はSID-1の位置と海面からの高度、レンズからUAPを見下ろす俯角などがSID-1の記録により明確なので、そこからUAPまでの距離やUAPの大きさや速度などが割り出せる。
図にあるように直角三角形のレンズからUAPを見下ろす俯角θと海面からの高度h1から底辺L1と斜辺L2を計算する。
斜辺はレンズからUAPまでの直線距離。画像からUAPの画角を割り出し、UAPの形状や大きさ、上昇スピードも判明可能だ
SID-1の画像から船の長さを基準に船室までの高度h1を求める。
そうすると水面からSID-1のレンズまでの高度が39.7mであることがわかる。
画角からレンズからUAPを見下ろす俯角が計算できる。その結果、θは5.63度となる。
ここから水平距離L1は402.7m、レンズからUAPまでの直線距離L2は404.7mとなる。同様にUAPの直径と長さを計算すると、直径は2.6m、長さは4.6mのカプセル形状となる。
UAPの長さ= L1x tanθ=402.7mxtan(B)=402.7mxtan(0.66度)= 4.6m
UAPの直径は=2.6m
UAPの海面から出現した後のスピードを計算すると、秒速297 m、 時速1069 kmとなりかなりの高速であることがわかる。

長軸と短軸の比率は1.80対1.00となる。この数字には見覚えがある。
米国防総省(DoD)発表公認のUAPと形状が酷似しているだけではなく、長軸と短軸の比率はどちらも1.80対1.00とまったく同じ比率なのだ。同じ形状のUAPがアラスカでもSID-1により記録されていたという事実が明らかになった。
また。この相似形形状のUAPは海外のみならず日本でもSID-1により多数記録されているのだ。
参照
この事件は海中から出現したわけだが、逆に直径2m弱のUAPが海上で消滅あるいは海中に没するように見えるビデオがリークされている。
2019年7月にサンディエゴ沖で複数の米国海軍軍艦を取り囲んだ未知の物体の群れに遭遇した。USSオマハは、14機ものUFOと同時に遭遇した。2019年7月15日の夜、2時間もの長い間、艦を取り囲むUAPを確認している。
そのうちのUAPの1つは海水より高い温度を持ち自ら発光していた。それは長時間にわたってオマハと並走して飛行し、その後、海上で消滅あるいは海中に没するように見えた。
参照:Radar confirms UFO swarm around Navy warship
宇宙現象観測所センター(SPOC) 北島 弘
監修:黒崎 明 宇宙現象観測所センター特別顧問、元東京大学教授
宇宙現象観測所センター(SPOC)
https://www.youtube.com/@UFOandUAP
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2024.10.02 20:00心霊アラスカで大型客船が遭遇した謎の現象―自動観測ロボ「SID-1」で撮影成功した“青白いカプセル型UAP”の記録のページです。UFO、SID-1、SPOC、UAP、宇宙現象観測所センターなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで