7000年前の古代インドに惑星間飛行技術が存在した?― ヒンドゥー教の古文書が明かす驚愕の“オーパーツ”

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 7000年前の古代インドでは、国や大陸、さらには惑星間を自由に飛行できる、驚異的な航空技術が存在していた――。にわかには信じがたいこの主張は、古代ヒンドゥー教の聖典ヴェーダに記された記述に基づくものであり、科学界と歴史学界に大きな波紋を広げている。

 古代の賢者バーラドヴァージャによって書かれたとされるこれらの文書は、我々が知らない、驚くべき古代の超技術の存在を示唆しているのかもしれない。

古代の空飛ぶ乗り物「ヴィマーナ」

 この驚くべき説の中心にあるのが、20世紀初頭に発見されたサンスクリット語のテキスト「ヴィマニカ・シャストラ」である。この文書は、古代サンスクリットの叙事詩に登場する「ヴィマーナ」と呼ばれる空飛ぶ乗り物が、単なる神話上の存在ではなく、惑星間飛行さえも可能な、高度な航空力学に基づいた飛行体であったと詳述している。

「ヴィマニカ・シャストラ」によれば、ヴィマーナの推進力は、「水銀ボルテックス・エンジン」によるもので、これは現代の電気推進の概念に類似しているという。

 インドの退役パイロットであるアナンド・J・ボーダス大尉は、「古代インドにおける航空機の定義は、国から国へ、大陸から大陸へ、そして惑星から惑星へと、空中を移動する乗り物であった」と語る。

「当時の航空機は巨大で、前方だけでなく、左右や後方にも自在に移動できた。これは、前方にしか進めない現代の飛行機とは全く異なる」

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シャクナ・ヴィマーナのイラスト T.K. Ellappa – www.sacred-texts.com, パブリック・ドメイン, リンクによる

失われた500のガイドラインと、科学界の反論

 賢者バーラドヴァージャは、航空技術やその他のテクノロジーについて、約500もの詳細なガイドラインを記していたと信じられている。しかし、現存する写本には、そのうちの100〜120程度しか残されていない。多くの専門家は、インドを侵略した外国の支配者たちが、これらの貴重な文書の多くを盗み出し、それを研究することで、現代のテクノロジーの基礎を築いたのではないかと考えている。

 この説は、ムンバイ大学で開催された科学会議で発表され、多くの科学者たちを驚かせた。ムンバイ大学の副総長は、「彼らがヴェーダについて語ることを信じる理由はないが、研究する価値のあるものである」とコメントしている。

 もちろん、この説に対しては、科学界から強い反論も出ている。1974年、インド科学研究所が行った研究では、「ヴィマニカ・シャストラ」に記述されている飛行体は、航空力学的に飛行不可能であると結論付けられた。

 しかし、ボーダス大尉のような信奉者たちは、現代科学の枠組みで古代の技術を判断すること自体が「非科学的」だと反論する。「現代科学は、自らが理解できないものを『不可能』と見なす傾向がある」と彼は言う。

 果たして、古代インドには、我々の想像を遥かに超える超文明が存在したのだろうか。それとも、これらはすべて、後世の人々による壮大な創作物語なのだろうか。

 歴史の教科書には載っていない失われた古代技術の謎は、今も我々の知的好奇心をかき立て続けている。

参考:The Ancient Code、ほか

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