ノストラダムス予言「2025年末に“人類滅亡レベルの出来事”」が起きる? “宇宙からの火球”と“新たな大疫病”とは

今年も残すところあとひと月と少しとなったが、このまま無事に新年が迎えられるのだろうか。ノストラダムス“年末予言”が実にショッキングな内容なのだ――。
■ノストラダムスの“年末予言”
2025年が終わりに近づくにつれ、人類の滅亡に関する「最も有名な予言者」の予測の一つが現実になるかもしれないとしてパニックが広がりつつあるようだ。
英紙「Mirror」などによると、フランスの占星術師で大予言者と称されるノストラダムスは、イングランドにおける紛争の始まり、地球への隕石の衝突、そして水棲の指導者の台頭を予言した。いずれにせよ、ヒストリーチャンネルが「最も有名な予言者」と呼んだこの人物は、2025年の最後の四半期に人類滅亡レベルの出来事が起こると予言していたのだ。

だが彼は「長期戦争の終結」も予言しており、多くの人がロシアとウクライナの間で現在進行中の紛争を指していると示唆している。
「長期戦争によって軍隊は疲弊し、兵士のための資金が不足する。金や銀の代わりに、革、ガリアの真鍮、そして三日月形の貨幣が使われるようになるだろう」とノストラダムスは記している。ウクライナでの戦いはようやく終わりを迎えるのだろうか。
しかし一つの戦争の終結は、新たな戦争の始まりと重なり、新たなパンデミックを引き起こすようだ。
「ヨーロッパの国々が、イングランドが背後に王座を築くのを見る時、その側面には残酷な戦争が起こるだろう。王国は残酷な戦争に彩られ、内外から敵が出現するだろう。かつての大疫病が再び発生し、天下においてこれほど恐ろしい敵は存在しない」
迫り来る戦争やパンデミック以外にもノストラダムスによれば、人類の絶滅させる被害をもたらす小惑星が地球に衝突するようだ。
「宇宙から火の玉が昇り、運命の前兆として世界は嘆願する。科学と運命が宇宙のダンスを踊り、地球の運命は二度目のチャンスとなる」
政治のテーマについて、占星術師は「大国同士の衝突が起こる」と予測し、核戦争の危険性を懸念する声も上がっている。さらに彼は「既存の西側諸国の影響力が低下し、新たな大国が台頭する」と予測している。

しかしある専門家は、ノストラダムスの迫り来る破滅を予言する壮大な物語を信じる際には注意が必要だと警鐘を鳴らす。
「Trusted Psychics」の霊能力専門家、ジョアン・ジョーンズ氏は「ここ1週間、ノストラダムスの四行詩が破滅的な出来事を予言しているという解釈が広まり、人々の不安が急増しています。ノストラダムスが謎めいた言葉や比喩的な言葉で書いたことを忘れてはなりません」と説明する。
むしろジョーンズ氏は予言を額面通りに受け取るのではなく、それに対する我々の反応こそが、社会としての我々の姿をより深く明らかにするのだと考えている。つまりノストラダムスの四行詩の解釈に我々自身を映す鏡でもあるのだ。
「歴史的に見て、彼の予言の多くは現代の恐怖に合わせて改変されてきました。つまり私たちが目にしているパニックは、文字通りの予言というよりも、集団的な不安について多くを語っているのです」(ジョーンズ氏)
はたしてノストラダムスの“年末予言”は的中してしまうのか。決してパニックを起こしてはならないが、年の瀬に向けて気を抜くことなく過ごしていきたいものだ。
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊ノストラダムス予言「2025年末に“人類滅亡レベルの出来事”」が起きる? “宇宙からの火球”と“新たな大疫病”とはのページです。ノストラダムス、戦争、小惑星、パンデミック、2025年などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
