伝説的予言者「マザー・シプトン」が描く“世界の終わり”のシナリオがヤバすぎる

ノストラダムス、ババ・ヴァンガと並び称されるイギリスの予言者の一人がマザー・シプトンである。現在以降の出来事として第三次世界大戦の勃発を予言したとも言われているシプトンだが、ほかにどのような予言をしているのか。
■マザー・シプトンの恐怖の予言の数々
マザー・シプトン(1488-1561)は、ヘンリー8世の治世における教会の解体、ウルジー枢機卿の失脚、そしてヘンリー・エドワード6世の息子の早すぎる死を予言したとされている。またメアリー1世の血塗られた治世も正確に予言した。現在以降の予言としては第三次世界大戦の勃発を予言したとも言われている。
1559年にマザー・シプトンは、彼女の最も有名な予言を含んだ一連の叙事詩を執筆した。この事実上の予言書が初めて出版されたのは、彼女が死去してから80年後の1641年のことであった。そこには何が書かれているのか。
歴史メディア「Ancient Code」によれば今後起きるマザー・シプトンの重要な予言が以下である。
「ガブリエルが海と岸に立つと、嵐が吹き荒れ、海は轟く。そして彼が不思議な角笛を吹くと、古い世界は死に、新しい世界が生まれる」
不思議な角笛とは聖書で言及されている“最後のラッパ”のことで、この文明の滅亡と新たな文明の創造。いわゆる「世界の終わり」の予言。
「地球が滅亡する前に、炎の竜が六度空を横切る。人類はこの予言の六人の使者のために震え、恐れおののくだろう」
ノストラダムスが示唆しているように、6つの彗星が連続して出現し、地球に衝突する予言。
「七日七晩、人々はこの恐ろしい光景を目にするだろう。潮は彼らの理解を超えて上昇し、海岸を削り取り、そして山々は轟き始め、地震が平野を岸辺まで分断する」
小惑星が海洋に衝突すると、巨大な津波が襲い、続いて火山活動と地震が発生する予言。
「そして洪水が押し寄せ、騒音とともに土地が溢れ、人々は泥沼に縮こまり、同胞のことをうめき声で訴えるだろう」
津波と戦争が続く予言。

「彼は歯をむき出しにして戦い、殺し、秘密の丘に食べ物を隠し、醜い恐怖に怯えながら嘘をつき、略奪者や泥棒、スパイを殺す」
災害にもかかわらず戦争を継続。地下シェルターに秘密裏に食糧を備蓄しているという予言。
「人々は洪水を恐れて逃げ、殺し、強姦し、血の中で嘘をつく。そして人類の手による血の流出は多くの土地を汚し、苦しめるだろう」
第三次世界大戦が勃発し継続される予言。
「竜の尾が消え去っても、人は忘れて微笑み、生き続ける。努力するなんて――遅すぎる、遅すぎる。人類は当然の運命を背負っているのだ」
彗星や小惑星の竜の尾が天空から消えると、戦争や自然災害はしばらくの間鎮まる。一見すると平和が戻ってくるように見えるが、人類の運命は既に決まっているという予言。
「彼の仮面を被った笑み、偽りの威厳は神々の怒りをかき立て、竜を甦らせるだろう。空を照らす竜の尻尾は砕けるだろう。大地を裂き、人々は逃げ惑うだろう。王も領主も奴隷も」
平和が戻り、人々の安住の地となったその時、突如、さらに大きな災厄が襲いかかるという予言。
「しかし彼らは徐々に追い出され、次第に小さくなる水位を求めて追い出される。そして人々は渇きで死んでいくだろう。海面が上昇して岸に押し寄せる前に。そして陸地は再びひび割れ、裂けるだろう。奇妙だと思うか? それは現実になるのだ!」
地震、洪水、そして死者が増えるという予言。

「そしてどこか遠く離れた土地で、何人かの男たちが、ああ、とても小さな一団となって、その堅固な山を離れ、地球を横断しなければならないだろう。その数は数えるほどしかない」
生存者たちが地下の隠れ場所から出てくる。聖書の言葉「死者は墓から出てくる」が実現する予言。第三次世界大戦で世界が滅びた後、地下シェルターに避難していた人々が出てくるということなのだろうか。
伝説によればマザー・シプトンは死後、ヨーク郊外のどこかの土地に埋葬されたといわれている。彼女が書き残した“予言”は、2025年において今後の恐ろし過ぎる近未来を予見していたようだ。
参考:「Ancient Code」ほか
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