太陽系を去る3I/ATLASが“最期の閃光”! 忘れかけた頃に起きた異常発光と、ローブ教授がまたまた警鐘を鳴らす「人工物説」

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 一時期、世界の天文学界とオカルトファンを熱狂させた恒星間天体「3I/ATLAS」。オウムアムア、ボリソフ彗星に続く「第3の刺客」として連日メディアを騒がせていたのも今は昔、太陽系を通り過ぎ、人々の記憶からも消えかけていたこの漂流者が、去り際に「置き土産」を残していったようだ。

 太陽系の出口へと向かっていた3I/ATLASが、突如として猛烈な輝きを放ち始めたというのだ。果たしてこれは、力尽きゆく天体の最後の輝きなのか、あるいは「何者か」による意図的なシグナルなのか。

離脱直前の「さよなら」の閃光

 2025年後半から2026年2月にかけて、3I/ATLASは太陽から遠ざかる軌道に乗っていた。通常の彗星であれば、エネルギー源である太陽から離れるほど温度が下がり、その輝きは失われていくのが道理だ。

 ところが、ATLASはこの常識を真っ向から裏切った。太陽への最接近から2ヶ月も経ったタイミングで、文字通り「爆発的」な増光を見せたのだ。単なる自然現象にしては、あまりにタイミングが良すぎるのではないかとの声もある。

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画像は「Daily Star」より

鬼才アヴィ・ローブの「再燃」

 この怪現象に、誰よりも早く(そして嬉々として)反応したのが、ハーバード大学の教授であり、自称「UFOハンター」のアヴィ・ローブ氏だ。

 ローブ氏は最新の論文で、ATLASが見せたこの不自然な発光、そして惑星の軌道に寄り添うような不可解な航跡を改めて指摘。これが「他星系から送り込まれた人工的な偵察機」であるという自身の持論を強化した。

 さらに不穏なのは、彼がこの天体を「敵対的な可能性がある」と表現している点だ。彼の論文には、「もしこれが人工物であれば、人類にとって悲惨な結果を招く恐れがあり、防衛策を講じる必要があるかもしれない(無駄かもしれないが)」という、物騒な警告が綴られている。

NASAが暴いた「氷の下の老廃物」

 一方、NASAの最新鋭宇宙望遠鏡「SPHEREx)」が捉えたデータは、もう少し冷徹で科学的だ。

 NASAの分析によれば、ATLASの異常な輝きは、内部に溜まったガスが噴出したことによる「彗星特有の噴火」に過ぎないという。

成分の正体: 放出されたのは水、二酸化炭素、そして一酸化炭素。
噴火のメカニズム: 太陽に接近した際の熱が時間をかけて内部に伝わり、数億年もの間、表面下に閉じ込められていた古い炭素物質が一気に吹き出した、という説明だ。

 ジョンズ・ホプキンス応用物理研究所のケアリー・リッセ氏は、「ATLASはまさに“全開で噴火”していたのだ」と語る。NASAに言わせれば、これは「使い古された星の最後っ屁」のような現象であり、そこにエイリアンの意志など介在する余地はないというわけだ。

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画像は「Daily Star」より

輝きの正体は誰が知る

 科学的な裏付けのあるNASAの「噴火説」か、ロマンと危機感に満ちたローブ教授の「偵察機説」か。結局のところ、ATLASが完全に太陽系の外へ消え去れば、真相を確かめる術は永遠に失われる。

 しかし、忘れかけていた頃に強烈な光を放って自分たちの存在を誇示したATLASの姿には、どうしても単なる岩石以上の「何か」を感じてしまう。

 もしこれがローブ教授の言う通り、故郷へとデータを送信するための最後のブーストだったのだとしたら、彼らは一体、太陽系で何を見て、何を報告したのだろうか。去りゆくATLASの微かな光の先に、いつか第4、第5の「訪問者」が、より鮮明な姿で現れる日が来るのかもしれない。

参考:Daily Star、ほか

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