【FBI敗北】“読み書きできない男の遺体”のポケットから出てきた2枚の暗号
【FBI敗北】20年以上解読不能… “読み書きできない男の遺体”のポケットから出てきた2枚の暗号メモの正体

1999年、米ミズーリ州セントルイス郊外のトウモロコシ畑で、リッキー・マコーミック(41歳)という男性の腐乱死体が発見された。
当初、地元警察はこの事件を単なる未解決事件の一つとして処理しようとしていた。しかし、マコーミックのポケットから見つかった「2枚のメモ」が、この事件をFBI史上屈指のミステリーへと変貌させることになる。
メモには、アルファベットと数字がびっしりと書き込まれていた。


一見するとデタラメな羅列に見えるこの文字列。しかし、FBIの暗号解読班(CRRU)が20年以上かけて挑んでも、いまだに解読できていないのだ。
被害者は読み書きすらままならないとされていた人物。彼はいったい何を残したのか?実は天才的な人物だったのか、それとも巨大な犯罪組織の運び屋だったのか。
「読み書きできない男」が書いた最強の暗号
リッキー・マコーミックは、高校中退で定職に就かず、障害年金と日雇い労働で食いつないでいた。家族によれば、彼は自分の名前を書くのがやっとで、文章を書く能力はなかったという。
そんな彼が、なぜFBIすらお手上げの複雑な暗号を残せたのか。
暗号の専門家たちは、これが「暗号」ではなく「独自の略語」ではないかと推測している。
例えば「NCBE」という文字列が頻出するが、これは彼が入院していた病院に関連する「Nurse(看護師)」や「Not Covered By Ensurance(保険適用外)」の略ではないかという説だ。
もしそうなら、このメモは彼の日記のようなものであり、解読の鍵は彼の頭の中にしか存在しないことになる。
運び屋としての「死の伝言」説
一方で、もっとキナ臭い説もある。マコーミックは死の直前、頻繁にフロリダ州オーランドへバスで往復していた。彼の恋人によれば、彼はマリファナの運び屋をしていたという。
このメモは、彼が書いたものではなく、犯罪組織から渡された「配達指示書」だったのではないか?
著名なアマチュア暗号解読家のエロンカ・ダニン氏は、メモに見られる特定の文字の強調や反復が、住所や人物名を指している可能性が高いと指摘する。
もしこれが組織の暗号だとしたら、彼は「知りすぎてしまった」ために消されたのかもしれない。実際に、遺体発見現場の近くでは過去に3人の遺体が見つかっており、連続殺人犯や組織的な死体遺棄場所だった可能性も浮上している。
12年後のFBIの敗北宣言
遺体発見から12年後の2011年、FBIは異例の行動に出た。このメモを一般公開し、「我々の力では解読できない。誰か助けてくれ」と呼びかけたのだ。
FBIの暗号解読班といえば、犯罪組織の暗号など99%を解読できるエリート集団である。その彼らが白旗を揚げたのだから、このメモの難解さは折り紙付きだ。
公開後、世界中から数千件の「解読案」が寄せられたが、決定的な正解はいまだに出ていない。
リッキー・マコーミックは、ただのトラブルメーカーだったのか、それとも誰にも理解されない天才だったのか。
トウモロコシ畑で見つかった2枚の紙切れは、現代のロゼッタストーンとして、今も沈黙を守り続けている。もしあなたが解読できたなら、FBIに連絡してみてはいかがだろうか。ひょっとすると、歴史的な難問を解く鍵は、あなたのひらめきにあるかもしれない。
参考:Popular Mechanics、ほか
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